589 死屍累々1/18 New! 2006/09/03(日) 16:50:24.58 ID:G2GgvODz0
何だ?今何が起こっている?
俺の目の前にあるのは一人の女性と
その周りを囲み項垂れている大勢の男共
何もわからず呆然としてる俺に誰かが喋りかけてきた

・・・・・・



(´・ω・`)「やっと決心したのか」

('A`)「あぁ、今日がしぃの誕生日だしな」

(´・ω・`)「毒男にも度胸という文字があったみたいだね」

('A`)「うっせw」

今まさに告白を決心した俺の名前は毒男
GとHとIが大好きな恋する男

(´・ω・`)「で?いつ告白するの?」

こいつはショボン
俺が告白できるようにネチネチしつこく応援してくれた友人だ

('A`)「そうだな、放課後あたりでいいだろ」

(´・ω・`)「じゃあ僕は影で見守ってるね」

590 死屍累々2/18 New! 2006/09/03(日) 16:51:06.27 ID:G2GgvODz0
('A`)「おう、サンキューな」

よし、絶対に告白するぞ
告白してオッケーもらって即ショボンに自慢だ
あーやべぇ付き合ったら何しよう?
まずはHか?それはさすがに早いか
ならキスまではすぐにしよう!俺のファーストキスはしぃちゃんの物だ!
付き合ったら即やるぞ!

(´・ω・`)「・・・毒男、まだ彼女とは付き合ってないんだからね?」

('A`)「ほぇ?あ、あぁわかったよ」

なんだこいつ俺の考えてる事読めるのかよ
エスパーか?ESP保持者か?
まぁそんな事はどうでもいいか、早く早く放課後にならないかな

・・・キーンコーンカーンコーン

(´・ω・`)「そろそろ昼休み終わっちゃうから戻ろうよ」

('A`)「そうだな、そろそろ戻るか」

(´・ω・`)「告白、緊張して噛まないようにね」

('A`)「おぅわかったよ」

591 死屍累々3/18 New! 2006/09/03(日) 16:51:53.39 ID:G2GgvODz0
(*゚ー゚)「・・・え、何ですか?」

('A`)「い、いやだから付き合って・・・くれない?」

俺がそういうと彼女の顔は見る見るうちに赤くなっていった

(*゚ー゚)「いいですよ・・・」

('A`)「え?本当に?俺みたいな奴でもいいの?後悔しないの?」

(*゚ー゚)「本当です・・・前から私も興味あったし・・・」

('A`)「イヤッッホォォォオオォオウ!」

・・・こら・・さっさと・・んか!

何だようるせーなぁ、せっかくしぃさんと付き合える事になったのによぉ

・・・くお、ドクオ・・・やく起きなよ

('A`)「なんだようっせーなぁ」

(´・ω・`)「・・・ご愁傷様」

ミ,,゚Д゚彡「何寝てんだ!さっさと目を覚まして授業に参加しろゴルァ!!!!」

俺が今の状況を華麗に理解しようとしてると頭に衝撃がきた
痛い、まさに頭痛が痛い。

593 死屍累々4/18 New! 2006/09/03(日) 16:53:18.04 ID:G2GgvODz0
(´・ω・`)「やっぱり・・・」

('A`)「痛い・・・何が起こったんだ・・・」

(´・ω・`)「君は今彼女と付き合う夢を見ていた。その夢の最中に叩き起こされた。つまりそういう事だ」

('A`)「え・・・」

(´・ω・`)「ポジティブ思考過ぎるね君は。もう少し現実見ようよ」

俺が現実と戦っているっていうのにショボンはさらに現実を教えてくれた

(´・ω・`)「彼女とつりあうような顔でもないんだしもっと謙虚にしてようよ」

なんだこいつ、いつも思うが俺の事苛めて楽しいのかこいつ?
Sか絶対Sだこいつは

(´・ω・`)「この授業が終わったらもう放課後なんだからもう少しがんばって」

それもそうだなと俺は思い糞面白くない授業を真面目に聞いた

そう俺はきちんと授業を聞いていたはずだ

('A`)「・・・Zzz」

(´・ω・`)「・・・ギコ先生がこっち見てるなぁ。ご愁傷様」

ミ,,゚Д゚彡「ドクオ・・・ゴルァァァァァアアアアアアア!!!」

594 死屍累々5/18 New! 2006/09/03(日) 16:54:10.21 ID:G2GgvODz0
キーンコーンカーンコーーーン

ミ,,゚Д゚彡「よし、じゃあここまでだゴルァ!」

やっと糞うるさい授業が終わりました
同時に頬の痛みも終わらないかな

('A`)「いてーよちっくしょう・・・」

(´・ω・`)「ほんと君は学習しないね」

別に寝てたっていいじゃない人間だもの
そんな事を考えながら俺はもう一つの事を考えている

('A`)「上手くいくかな・・・急に自身なくなったよ」

(´・ω・`)「何をいまさら。後、止めるってのは無しだからね?」

('A`)「俺も男だ。告白はちゃんとやる」

(´・ω・`)「そうだよその意気。もう放課後だから頑張ってね」

('A`)「おう。ありがとな」

・・・ホントに大丈夫かな俺

そんな不安を余所して時間は無常にも過ぎていく

595 死屍累々6/18 New! 2006/09/03(日) 16:55:10.00 ID:G2GgvODz0
(´・ω・`)「いよいよだよ。頑張ってね」

彼女は体育館裏に呼んだんだ
俺は今からそこに向かう
これで準備は整った
整ったはずなのになぜか心臓が激しく鳴っている
息をするのも苦しいぐらいに

('A`)「わかった・・・」

絶対に上手く行く
俺は彼女じゃないと嫌なんだ、駄目なんだ
勝手過ぎるなと自分でも痛いほど思うがそれほど彼女の事が好きという事

初めて会ったのは入学式のクラス決めだったな
顔、仕草、体格
全てが俺のタイプだった
外見より中身が大切
そんな言葉くそくらえだ
ただの偽善者、普通は外見が全てなんだよ糞野郎

体育館が見えてきた
もう少しで彼女に会える、彼女に言える
『好き』と

(´・ω・`)「着いたね。ここからは君一人で行ったほうが良いんじゃないかな?」

('A`)「ありがとな。頑張ってくる」

597 死屍累々7/18 New! 2006/09/03(日) 16:56:04.31 ID:G2GgvODz0
(´・ω・`)「頑張ってね」

ショボンはそう言って俺の肩に手を置いた
ぶるぶると震えていた俺の身体は不思議と震えが止まった
おかげで緊張も取れた
応援してくれる友の為に良い報告をプレゼントしたい
俺は人生最大のミッション、告白会場へと足を進めた

彼女は一人で待っている
俺はそう思っていた

('A`)「・・・どういう事だ?」

俺の目の前に広がるもの

―人か?

何がなんだか分からない
着ている服は学ラン・・・か?
という事はいるのは男ばかりだ
良く見ると大衆の中に中にセーラー服姿の女性が居る
男達は女性を取り囲んでいるのか?
未だ理解が出来ない俺は男達の中心に居る女性を見つめた

・・・彼女だ

しぃちゃんだ

599 死屍累々8/18 New! 2006/09/03(日) 16:57:08.93 ID:G2GgvODz0
風やセミなどと呼ばれる自然の音も耳に入ってくる
・・・少し落ち着いたな俺
多少だが理解できる程度冷静になったぞ

ふとみると大衆の中から一人の男が足をカクカクとぎこちない動かし方で彼女の目の前にやって来た

聞いてるこっちまで恥ずかしい
そんな声で男は彼女に語りかけた

「す、好きです・・・」

そうか皆俺と同じ考えなのか
競争率高いなぁ、20人くらいるんじゃね?
しかも今告白した奴以外皆元気ねーな
・・・振られたって事か
こんな人数振るなんてどんだけ理想高いんだろうな
俺なんかじゃ無理かなぁ
でもまぁショボンにあんな事言ったんだからダメ元で告白するしかないよな

「ごめんなさい」

これは嫌だ、精神的ダメージ絶対来るよな
知らん奴だが同情はしといてやろう
今ので元気な奴が一人も居なくなったな
結果は死屍累々と言ったところか

・・・ドクオくん

呆然としていた俺に話しかけてくる奴がいる

602 死屍累々9/18 New! 2006/09/03(日) 16:58:07.41 ID:G2GgvODz0
(*゚ー゚)「ドクオくんですよね?」

('A`)「え?」

びっくりするほどユートピア
いきなり話かけられた
俺どうしようまじどうしようなんでなんでなんでー?
心の準備できてないよ

('A`)「あ、ドクオだけど・・・」

(*゚ー゚)「ドクオくんもですよね?私を呼んだのは?」

('A`)「えぇ、そ、そうですけど・・・」

(*゚ー゚)「何のようですか?」

白々しいな
こんなところに呼んだんだ何の用か分かるだろうよ
つか、まだ心の準備できてねーよ

もういい当たって砕けろだ

('A`)「いや、あのえっと・・・」
('A`)「す・・・好きです。付き合っててくれれませんか?」

噛んだ
死にたい恥ずかしい

613 死屍累々10/18 New! 2006/09/03(日) 17:10:15.32 ID:G2GgvODz0
(*゚ー゚)「ごめんなさい」

・・・やっぱそうなったか
アレだけ意気込んで来たのに、ショボンになんて言ったら良いんだ
振られるのってこんなに悲しいとはな
いつの間にか俺の両目に涙が溜まっていた

('A`)「・・・そうですか」

声震えてるわ俺

(*゚ー゚)「あ、あの」

何だよ、もう追い討ちかけないでいいよ
死にたくなるから

(*゚ー゚)「別に貴方の事が嫌いじゃないんですよ。私には彼氏がいるから・・・」

もういいよ
そんな事興味ない

('A`)「・・・彼氏って同じ学校の人?」

流石に泣いて何も喋らないってのは恥ずかしいから適当に聞いたけどどうでもいい事だな

(*゚ー゚)「あ、はい。同じ学年の人ですよ」

('A`)「その人の名は?」

(*゚ー゚)「――ショボンですよ。知ってますか?」

616 死屍累々11/18 New! 2006/09/03(日) 17:11:38.64 ID:G2GgvODz0
今日は意味が分からない事が多いな
もう一回聞くか

('A`)「ごめん今良く聞こえなかった?誰だって?」

(*゚ー゚)「ショボンって人ですよ」

ショボン、そう聞こえた
ショボン、俺の知ってるあいつか?
ショボン、学校でもこんな珍しい名前の奴は一人しかいない
ショボン、俺の親友以外いない

お前は俺の告白を自分の事の様に相談してくれたよな?

どういうことなんだ?

しぃちゃんを遮り混乱している俺の目の前に誰かが現れた

――ショボン

(´・ω・`)「やぁしぃ、君のおかげで面白いものが見れたよ」

何だ?お前は一体何がしたいんだ?

(´・ω・`)「人の絶望した顔を見るのは本当に楽しいな」
(´・ω・`)「普通に振られるよりこんなシチュエーションの方が困惑するだろ?」
(´・ω・`)「最高だよ。それでこそ 僕 の 親 友 だ」

617 死屍累々12/18 New! 2006/09/03(日) 17:12:51.73 ID:G2GgvODz0
何が言いたいんだこいつは?
とりあえず分かった事が一つある

俺 は こ い つ に 騙 さ れ た

('A`)「ふっふざけんなよ!!!!」

思わずショボンの胸倉を掴みあいつの頬を右手でぶん殴った

(´・ω・`)「痛いなドクオ。もう少し人の気持ちを考えなよ。先生に殴られた時は痛かったでしょ?」

('A`)「馬鹿にしてんのか!!?」

胸倉を掴んでいる左手に力が入る

(´・ω・`)「どうだい親友に裏切られた気分は?僕は本当に楽しいよ」

('A`)「・・・おれたちしんゆうじゃないのか?」

身体の力が一気に抜け左手はショボンから離れ、膝と共に地面に着いた

('A`)「おれはおまえのことしんゆうだとおもったのに・・・」

(´・ω・`)「もちろん親友だよ?君は最高のショーを見せてくれる僕の親友さ」

心の中で俺をあざ笑うかのような声で淡々と喋っていくショボン

(´・ω・`)「僕はこの窮屈な世界に退屈しててね。面白い物を見たいと思っていたところなんだよ」
(´・ω・`)「そのショーの主役はドクオ、君さ」

620 死屍累々13/18 New! 2006/09/03(日) 17:13:55.52 ID:G2GgvODz0
(´・ω・`)「親友の裏切りが発覚、その事に絶望するドクオ。最高のシナリオじゃないか」

何だこの感情は
殴りたい、殺したい

('A`)「ざっけんなよ!!!!!!」

俺はいつの間にかショボンを押し倒しその上に乗り殴っていた

(´・ω・`)「痛いなぁ。まだショーは終わってないのに」

シナリオ通りと言わんばかりの表情でショボンは言う

(´・ω・`)「君はさっき大声で色々叫んでたでしょ?もうそろそろしたら来るからね」

('A`)「・・・どういうことだ?」

(´・ω・`)「まだわかんないかなぁ。外にいるって言っても先生が居る職員室は近くなんだよ?」

('A`)「ま、まさか・・・」

足音が聞こえる
何人もの人が走る音だ
俺は背筋が凍った

ミ,,゚Д゚彡「ゴルァァァ!!何やってんだお前ら!!!」

623 死屍累々14/18 New! 2006/09/03(日) 17:15:13.50 ID:G2GgvODz0
フサギコ先生とモナー先生はショボンの上に跨っていた俺を無理やり引き離す

( ´∀`)「どういう事か説明するモナ!」

フサギコ先生が俺を捕まえモナー先生が状況を調べる
俺、まるっきり悪役だな
唇や鼻から血を流し地面に倒れているショボン
その上に乗り胸倉を掴んでいた俺
客観的に見ても悪役は俺か
俺なんて構わずにモナー先生は周りの奴らから色々聞き込んでいる
もちろんショボンからも

( ´∀`)「粗方分かったモナ。ドクオはしぃに振られ、その彼氏ショボンにむかつき殴ったって事モナ」

('A`)「?何かそれじゃ俺だけが悪いみたいじゃんか!」

( ´∀`)「殴る方が悪くないとでも言うモナか?それと先生には敬語をちゃんと使うモナ!」

('A`)「は!?元はショボンが悪いだろ?あいつが俺を騙したんだぜ!!?」

( ´∀`)「だから敬語を使うモナ!ショボンは何もしてないとしぃや周りの人も言ってるモナ!」

('A`)「ふっざけんな!!!お前らも聞いたよな!?ショボンの言ったことをよ!?」

そう周りに言うと
ショボンとしぃは知らないと言わんばかりの顔だ
しぃに告白していた男達全員も

625 死屍累々15/18 New! 2006/09/03(日) 17:16:22.21 ID:G2GgvODz0
('A`)「・・・どういう事だ?しぃちゃんに告白していた奴らも聞こえてるはずだぜ?」

ミ,,゚Д゚彡「ドクオ、諦めるんだゴルァ」

諦める?殴ったのは流石に駄目だとは分かるが
その原因を作ったのはショボンだぞ?
何であいつは何も言われない

( ´∀`)「退学は覚悟するんだモナね」

('A`)「くっそぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!!!!」

男は叫ぶ
その言葉の真意は無常にも、男を騙し快感を覚えたある男しかわからない

三人が居なくなりその場所には2人の男女と20人ばかしの男達が居た

(*゚ー゚)「楽しかったわね、ショボン」

(´・ω・`)「そうだね。色んな人に迷惑かけちゃったしお礼しないとね、しぃ」

(*゚ー゚)「わかったわショボン」

男達が群がっている場所まで歩く彼女
距離が段々短くなり一人の男の前に立つと頬にキスをする
次々と男の頬にキスをするしぃ

(*゚ー゚)「これでいいかな?」

男達は幸せそうな笑みで彼女に敬礼しその場を後にした

628 死屍累々16/18 New! 2006/09/03(日) 17:17:27.58 ID:G2GgvODz0
(´・ω・`)「一年生達も案外役に立つもんだね」

(*゚ー゚)「飴とムチを使いこなしたらいい奴隷になるよ♪」

二人の男女は嬉しそうに語り合う
まるで小学生が自分の夢を語るように生き生きとした表情で

(´・ω・`)「あー長かった。けどそれ以上の満足感だよ。これも君のおかげさ」

そう言うと彼は目の前にいる彼女の背中に手をまわし抱きしめた

(´・ω・`)「これでショーはおしまいだね」

シナリオ通りに進みショーは終わった

――終わったはずだった

「殺人事件だとよ。しかも高校生同士の」
「最近物騒になったわねぇ」
ニュースを見ながらどこにでもいるような夫婦が話している

「VIP高校のショボン(17)さんとが両者共鋭利な刃物で腹部を数箇所刺され死んでいるのが発見されました」

「死体現場の近くでドクオ(17)さんが血のついた包丁を握り締めていたと目撃されており取調べ中です」

631 死屍累々17/18 New! 2006/09/03(日) 17:18:36.48 ID:G2GgvODz0
そのニュースを楽しそうな表情で見ている女性が一人

「計画通り♪」

「でもドクオくん捕まっちゃうのは以外だったかなぁ」



ショボンは被害届を出しており俺は警察の御用になっていた
親は人を怪我させたのに反省してない俺に対して良く思っていないのか、
警察の事情聴取が終わるとすぐに車に乗って帰って行った

('A`)「くそっくそっくそっ!、ショボンの奴絶対殺してやる!」

「ねぇドクオくん、そんなにショボンの事嫌い?」

日は沈み、人通りが少ない夜道で誰かに話しかけられた

('A`)「誰だ!?」

周りを見渡すが誰も居ない
いないと言うより暗くて見えないといった感じか

「こんな暗闇じゃあ私は見つかんないと思うよ。私はただ良いことを教えにきただけだから探さなくていいよ」
「今ねぇ、ショボン塾に行ってるの。もう少ししたら帰ると思うよ。一人で、歩いて、ここ通ってね♪」
「しかもこの道路人通り少ないからねぇ。あっもうこんな時間だ、じゃあ私帰るねばいば〜い☆」

誰かが走る
そんな足音が聞こえた

632 死屍累々18/18 New! 2006/09/03(日) 17:19:29.22 ID:G2GgvODz0
誰か分からなかったが一体何の様だ?
というよりあの声、どこかで聞いたことがあるな

まぁいい
あの話が本当なら俺は自分のやりたいようにやるだけだ

さて、早く家に戻って包丁持ってこないとな



「こんなに早く捕まっちゃったのは以外だったけど問題ないかな〜」

「一度でいいから身近な人が死んでほしかったのねー」

「身近な人が死んだら不思議と気持ちが高ぶるのよね」

彼女の身体がブルブルと震えた

「あ〜さいっこ〜♪癖になりそうだわぁ」

ふと時計を見ると、針は8時を指していた

「あら、もうこんな時間そろそろ学校の準備しないとね」

制服に着替えながら笑みを浮かべる少女が言った

「これでショーは終わり♪」

―完―

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