695 ξ゚听)ξが祟られるようです 1/21 New! 2006/09/03(日) 17:58:59.22 ID:cixgdaC+0

――――カラン……、コロン……、カラン……、コロン……。


か細い月明かりのみが薄く照らす夜道の静寂を、下駄の音が小さく破る。
音の主以外に人影はなく、さっきまで背後に感じていた夏祭りの喧騒も、
今はもう遠く、聞こえてはこない。


――――カラン……、


ξ;゚听)ξ「……やばい、また、来た」


一瞬足を止めた音の主――ツンが、ぽつりと呟き、


――――カラン、コロン、カラン、コロン。


それまでは一定のリズムで刻まれていた音のペースが、突如速まった。



698 ξ゚听)ξが祟られるようです 2/21 New! 2006/09/03(日) 18:00:19.31 ID:cixgdaC+0

――――数十分前。


川 ゚ -゚)「随分調子が悪そうだが、大丈夫か?」

*(‘‘)*「心配ですよ」

ξ;゚听)ξ「う、うん……」

川 ゚ -゚)「……とてもじゃないが大丈夫そうには見えないな。先に帰ったらどうだ?」

ξ;゚听)ξ「うん……悪いけど、そうさせてもらうわ」

*(‘‘)*「あと三十分くらいで花火なのに残念ですけど……お大事にー」

川 ゚ -゚)「帰り道、気をつけてな」


クラスの友人たちと夏祭りに来ていたツンだったが、
それまではみんなと楽しそうにはしゃいでいたのに、突然青い顔になり、
腹に手を当ててうずくまってしまったのを見て、友人たちは帰ることを勧めた。
普段は気丈なツンも、今回は相当辛いのか、それに大人しく従う。


ξ;゚听)ξ「じゃあ、私はこれで。内藤たちにもそう伝えておいて」

川 ゚ -゚)「分かった。じゃあ、また来週から、学校で」

*(‘‘)*「またですー」

700 ξ゚听)ξが祟られるようです 3/21 New! 2006/09/03(日) 18:02:12.52 ID:cixgdaC+0

――――カラン、コロン、カラン、コロン。


街灯もない仄暗い夜道に、ツンが鳴らす下駄の音が響く。


ξlll゚听)ξ「……だ、駄目」


言って、ぴたりと立ち止まり、周囲をきょろきょろと見回す。


ξlll゚听)ξ「誰もいない……けど、こんなところじゃ……」


ツンは何かをためらっているようだったが、
それでも、彼女を苦しめている「それ」には抗い切れない様子で、
必死に「何か」を探し続ける。


ξlll゚听)ξ「……あ……あそこなら……」


やがてツンは目当てのものを探し出したらしく、
小走りに、しかし何かを堪えるかのように、弱弱しく駆け出した。


702 ξ゚听)ξが祟られるようです 4/21 さて、そろそろ本気でNG推奨ですよ New! 2006/09/03(日) 18:04:14.20 ID:cixgdaC+0

ツンが駆け込んだそこは、三方を囲む壁と屋根のある、小さな社だった。


ξlll゚听)ξ「ああ……もう、もう駄目……」


我慢の限界などとうに突破してしまっている、という表情で、
急いで浴衣の裾をめくり、下着をさげ、腰を下ろす。

……そして、その瞬間、遠くから聞こえてきた花火の打ち上げ音に混じり、


ξlll;凵G)ξ「うぅ……」


ツンのような年頃の娘には似つかわしくない、
しかし、何人たりとも避け得ない、水気交じりの破裂音が、
断続的に、小さな社の中に響き渡った。

その頬が朱に染まっているのは、いくら誰も見ていないとは言え、
本来するべきでない場所でするべきでないことをしている羞恥心からか。


704 ξ゚听)ξが祟られるようです 5/21 お食事中の方はガチでNG登録よろすく New! 2006/09/03(日) 18:06:14.12 ID:cixgdaC+0

数分後、巾着から取り出したティッシュペーパーでそこを拭い、
多少良くなった顔色で、ツンはため息を吐いた。
そして、すぐにまた、今度は別の理由から、その美しい頬に再び青い色が刷かれる。


ξ;゚听)ξ「……これ、どうしよう……」


あの時はただただ必死で、堪えようのない生理的欲求を満たすため、
それが行える場所を探し、そしてそれを行ったツンだったが、
全てが終わり、冷静になった頭で考えると……、


ξ;゚听)ξ「……どうしようも、ない、か」


たっぷりと水分を含んだ半固形の「それ」は、
手持ちの品だけでは、明らかに処理しきれないことが分かる。


ξ;゚听)ξ「……でも、私がしたってことは、誰にも分かんないわよね」


そう。処理できないのであれば、隠匿する他ない。
だからツンは、せめてものフォローとして、
ありったけのティッシュペーパーで「それ」を覆い隠し、そこを立ち去った。


705 ξ゚听)ξが祟られるようです 6/21 New! 2006/09/03(日) 18:07:53.01 ID:cixgdaC+0



……ツンのその行為を見た人間は、誰もいない。



……だが、ツンが立ち去った後、その社の奥で、
本殿を守る狐の石像の目にキラリと小さな光が灯ったのを見た人間もまた、いない。




708 ξ゚听)ξが祟られるようです 7/21 >>707マジで申し訳ない…OTL New! 2006/09/03(日) 18:09:37.04 ID:cixgdaC+0

――――その夜のことだった。


さほど寝苦しくもないはずなのに、ツンは何故か、ふと目が覚めてしまった。
部屋の中も窓の外もまだまだ暗く、夜が明けるまでにはさらに数刻を要するように感じられる。


ξ--)ξ「ん……今、何時かしら……」


のそのそとベッドから這い出し、机の上に置いてある携帯電話を手に取り、
液晶画面の光に目を焼かれながら、時刻を確認する。


ξ゚听)ξ「……まだ午前二時じゃない。何で目が覚めちゃったのかしら」


やれやれだわ、と呟き、そのままベッドに戻ろうと身を翻すツン。




……そして彼女は、携帯電話の薄明かりに照らされた「それ」を、目にしてしまった。





712 ξ゚听)ξが祟られるようです 8/21 New! 2006/09/03(日) 18:11:41.77 ID:cixgdaC+0

微塵も気配を感じさせず、しかし、「それ」はいつの間にか、そこにいた。


|=` o´| 「……」

|=` o´| 「……」


狐の面をつけた子供が二人、息のかかるほどの距離で、ツンのすぐ背後に。


ξ;゚听)ξ「なっ……!?」


あまりのことに、恐怖よりも衝撃が先にたつ。
真っ白になった頭の中で、ツンは言葉を失っていた。

……ややあって、狐面の子供が唐突に口を開く。


|=` o´| 「……おまえは」

|=` o´| 「……主様の怒りに触れた」


その声は、少年のものとも、少女のものともつかない。
いや、そもそも本当に音が出ているのかすら怪しい、
耳ではなく、直接脳に響くかのような、不思議な声だった。


713 ξ゚听)ξが祟られるようです 9/21 New! 2006/09/03(日) 18:13:30.42 ID:cixgdaC+0

ξ;゚听)ξ「……えっ?」


ツンの驚きなど毛の先ほどにも意に介さず、子供はなおも語り続ける。
無表情な面をそのまま音にしたかのような、感情のない声で。


|=` o´| 「……おまえは主様の怒りに触れた」

|=` o´| 「……だから、おまえは祟られる」


ことここに至り、ツンはようやく理解した。
この狐面の子供たちが何者なのか、そして、何故自分の前に現れたのかを。


ξlll゚听)ξ「……」


あの時と同じくらい、いや、それよりもなお青ざめた顔で、
ツンはひたすらに硬直していた。



……そして、現れた時と変わらぬ唐突さで、彼らはふっと消え失せた。




716 ξ゚听)ξが祟られるようです 10/21 再度NG指定注意報発令 New! 2006/09/03(日) 18:15:27.05 ID:cixgdaC+0

……あれから数日、家族も心配するほどにふさぎ込んでいたツンだったが、
今日からまた始まる学校に行かないわけにはいかず、とぼとぼと通学路を歩いていた。


ξlll゚听)ξ「今のところ、特に何事も起きていないけど……」


あれだけはっきりと「祟られる」などと言われ、
それを気にせずにいられる人間など、そうそういないだろう。
ツンはこれから確実に起こるであろう「祟り」に怯え、畏怖していた。

普段よりもはるかに遅い、しかし始業には余裕を持って間に合う時間に校門に到着し、
下駄箱で靴を履き替え、力なく教室へと向かう。


ξ゚听)ξ「……? どうしたのかしら、何か騒がしいわね」


自分のクラスの前までたどり着いたツンの耳に、
級友、そして担任の教師の声と、何かばたばたしている音が入ってきた。


ξ゚听)ξ「おはようございます、騒がしいけど、何かあった……」




――――そう。そこには確かに、「何か」があった。


721 ξ゚听)ξが祟られるようです 11/21 食事前、食事中の方は今すぐNG登録を! New! 2006/09/03(日) 18:17:22.98 ID:cixgdaC+0

川;゚ -゚)「あっ……つ、ツン……」

(;´∀`) 「つ、ツンか……いや、これは……」

ξ;゚听)ξ「…………」


そこ――ツンの机の上には、ツンだけがその正体を知っている、それがあった。


ξ;゚听)ξ「……ど、どうしたんですか、これ……」

川;゚ -゚)「いや、誰も分からないんだ。朝一番に来たのは私だったのだが……」

(;´∀`) 「クーが来た時には、もうこれがあったらしいんだモナー」

ξ;゚听)ξ「…………」


学級委員をしているクーも、担任のモナーも、つまらない嘘など言う人間ではない。
そして何より、「覆いとなっているティッシュも含め、完璧にあの時のままの形のそれ」を、
ピンポイントでツンの机の上に持ってこられるような人間が、いるはずもない。


ξlll゚听)ξ「何で……どうして……こんな……うぷっ……!!」


強烈な臭気と込み上げる悪寒に耐え切れず、ツンは洗面所へと走っていった。


722 ξ゚听)ξが祟られるようです 12/21 New! 2006/09/03(日) 18:19:08.81 ID:cixgdaC+0

……結局、「あれ」はクーとモナーによって綺麗に処理されたが、
こびりついた悪臭を完全に取り除くことができなかったため、
また、そもそもあんなことがあった机をそのまま使わせるわけにもいかなかったため、
物置の、予備の机と交換された。

しかし、ツンの鼻腔には、いつまでもあの臭いが残り、決して消えることはなかった。


723 ξ゚听)ξが祟られるようです 13/21 New! 2006/09/03(日) 18:21:05.31 ID:cixgdaC+0

その翌日。

あんなことがあったばかりだというのに、ツンは気丈にもきちんと登校してきていた。
級友も担任も、そんなツンにそれとなく気を配り、
日常という歯車は、再び正しく回り始めたかに見えていた。


( ´∀`) 「……えー、であるからして、ここはこうなるわけだモナー」


誰もが昼食とその後の遊び方について思いを馳せる、四時間目。
穏健な性格で知られるモナーの授業を真面目に聞いている生徒は、あまりいない。


( ´∀`) 「じゃあ、次、この問題を……ツン、前に出てきて解いて欲しいモナー」


モナーがそこでツンを指名したのは、彼女を早く日常へと連れ戻そうという、
彼なりの気遣いの形だったのかも知れない。


ξ゚听)ξ「はい、分かりました」


そして、それに素直に応じたツンも、そんなモナーの思いやりを斟酌し、
自分自身、早く日常に戻ろうという決意を新たにしたのかも知れない。


……だが、そこに待っていたのは、残念ながら、さらなる悪夢にしか過ぎなかった。

724 ξ゚听)ξが祟られるようです 14/21 New! 2006/09/03(日) 18:23:02.21 ID:cixgdaC+0

ξ゚听)ξ「えっと、これがこうだから、ここがこうなって……」


モナーが出した問題はやや難解で、解答に至るまでの過程もそこそこ長いものだったが、
ツンはほとんどためらうことなく、すらすらと黒板に白い線を引いていく。


ξlll゚听)ξ「それで、次はこれ……が……うぅっ……」


しかし、全体の四分の三ほどまで進んだところで、ツンが突然苦しみだした。


ξlll;凵G)ξ「だ、駄目……やだ、やだ……」


自分の身に生じた異変にいち早く気付き、何とか「それ」を堪えようとするツン。


ξlll;凵G)ξ「……やだ、やだ……駄目、やぁっ……み、見ない……で……」




だが、その甲斐も虚しく、無常にも、教室中に、その音が大きく響き渡った。





727 ξ゚听)ξが祟られるようです 15/21 New! 2006/09/03(日) 18:24:54.21 ID:cixgdaC+0

――――あれから一ヶ月。


ツンは一週間ほど学校を休み、自室に引きこもった。
級友たち全員に自分の痴態を目撃されてしまったことに対する恥ずかしさももちろんあったが、
それよりも、瞬間的に訪れる便意、そして絶対に避けることのできない、
その直後に続く生理的現象の方が理由としては大きいものだった。

彼女はその一週間のうちにいくつも病院を回ったが、症状の改善はおろか、
原因の特定すらできず、最後に行った大学病院の医者は、
酷く申し訳なさそうに、ツンにおむつの着用を勧めてきた。


……彼女のような年頃の女性にとって、それは途轍もない屈辱であるはずだ。


それなのにツンは、医師のその言葉に対して、こともなげに頷き、
その日からそれを実行し……あまつさえ、翌日から、登校を再開した。

周囲の人間はみな、最初のうちは同情と哀れみからか、
そんな彼女に対して、暖かく接していた。

だが、気付けば漂ってくるその強烈な臭気や、
登校を再開する前と後とで明らかに変わってしまった性格を理由に、
ツンを避け始める人間は、徐々にその数を増していった。


728 ξ゚听)ξが祟られるようです 16/21 New! 2006/09/03(日) 18:26:37.02 ID:cixgdaC+0

(;^ω^)「……ツン、急にこんなところに呼び出すなんて、一体どうしたんだお」


それは、天高くまで澄み渡った空と、肌を優しく撫でる風が気持ちの良い、ある秋の日のことだった。


(;^ω^)「……ツン、聞いてるのかお?」


昼休みにツンから「放課後になったら屋上へ来て」と耳打ちされたブーンは、
自分を呼び出しておきながら全く反応のない相手に、根気良く呼びかけを続けていた。


(;^ω^)「ツン……用事がないのなら、僕は帰らせてもらうお」


一度ならず、決して淡くない恋心を抱いていたこともあった女の子。
けれど、今はもう、自分とは違う世界に行ってしまったように見える女の子。


(;^ω^)「……ツン……」


もうこれで諦めて帰ってしまおうかと考えた瞬間、
フェンス越しに遠くを眺めていたツンが振り返った。


ξ゚听)ξ「ねえ、内藤。私ね、内藤に聞いてもらいたいお願いがあるんだ」


730 ξ゚听)ξが祟られるようです 17/21 New! 2006/09/03(日) 18:28:20.82 ID:cixgdaC+0

(;^ω^)「……お願い? ぼ、僕が何とかできる範囲だったら……」

ξ゚听)ξ「そう、嬉しいわ。じゃ、今からそこを動かないでね」


一体何を言われるのか分からず、おどおどしながら受け答えをするブーンと、
落ち着いた雰囲気を崩さず、あくまで冷静に言葉を発するツン。


ξ゚听)ξ「私ね、自分でもびっくりするくらい、以前とは変わったと思うの」

(;^ω^)「……」


今更何をそんな、誰も口にはしなくても、誰もが分かっていることを……。
そんな言葉をぐっと飲み込み、ブーンは沈黙によってツンの話の続きを促す。


ξ゚听)ξ「ほら、私ってさ、こんな体になっちゃったじゃない」


そんなブーンの心の内を知ってか知らずか、ツンは淡々と口を動かし続ける。


ξ゚听)ξ「普通なら、もう学校になんか来れなくなっちゃうよね。けど、私は今もこうしてここにいる」


733 ξ゚听)ξが祟られるようです 18/21 はいはいNGNG New! 2006/09/03(日) 18:30:05.41 ID:cixgdaC+0

ξ゚听)ξ「内藤は、何でだと思う?」

(;^ω^)「……えっ? そ、そんな……僕には全然分かんないお……」


いきなり質問を投げかけられ、ブーンは困惑しつつも無難な答えを返す。


ξ゚听)ξ「何故かって言うとね……私、」


そこでツンは一旦言葉を止め……そして、告白した。





ξ゚听)ξ「私、うんちが好きになっちゃったみたいなの」






739 ξ゚听)ξが祟られるようです 19/21 New! 2006/09/03(日) 18:32:04.10 ID:cixgdaC+0

ξ゚听)ξ「最初はあの臭いが嫌だったんだけど、気付いたらどんどん心が惹かれていって……」

(;^ω^)「……」

ξ*゚听)ξ「いつの間にか、『いい匂い』って感じるようになって」

(;^ω^)「ツン……」

ξ*゚听)ξ「みんなのいる前でしちゃうことにも抵抗があったんだけど、それも気持ちよくなってきて……」

(;^ω^)「ツン、もう……もうやめるんだお……」

ξ*゚听)ξ「今はね、『もっと見て欲しい』『もっと聞いて欲しい』『もっと嗅いで欲しい』って思ってる」

(;^ω^)「もう沢山だお……本当にもうやめるお!!」

ξ*゚听)ξ「それにね、我慢できずに出しちゃう時のあの気持ち良さが、今は大好きなの」


ブーンの言葉を完全に無視して、ツンは語り、
そして、一歩、また一歩とブーンに近づいていく。


ξ*゚听)ξ「今だから言えるんだけど、私、内藤のこと、ずっと前から好きだったんだよ。だから……」



741 ξ゚听)ξが祟られるようです 20/21 New! 2006/09/03(日) 18:35:28.88 ID:cixgdaC+0

ξ*゚听)ξ「……だから、内藤には」


手を伸ばせば触れるほどの距離まで近づいた後、ツンはやおら、スカートを脱ぎ、
彼女のスレンダーな体型には全く似合っていない、透明な糸を引くおむつを脱ぎ、
下半身を余すところなくさらけ出し……、

そして、くるりとターンして、ブーンに向けて尻を突き出す。




ξ*゚听)ξ「私の全てを見て欲しいの」




そう言いながら、上気しきった顔と潤みきった目でブーンを捉え、
ツンは自分の中にたまっていた感情と一緒に、それを吐き出した。

途中、何度も何度も彼女の体が小刻みに震えているのは、
男を知らないその体に走る、しかし、紛れもない絶頂の証だった。





743 ξ゚听)ξが祟られるようです END New! 2006/09/03(日) 18:36:57.57 ID:cixgdaC+0

――――ツンは身を任せる。

     自身の体を繰り返し貫く、とめどない快楽の波に。


――――ツンは打ち震える。


    自分の好きな男に、自分の最も恥ずかしい行為を見せるという、背徳的な喜びに。




――――――――そして、ツンは深く感謝する。





          自分をこんな風に変えてくれた、神様に。







                   〜糸冬〜


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