872 ガリガリくんと人生 New! 2006/06/08(木) 01:30:56.67 ID:1yHxyEBJO
僕は、ガリガリくんが好きだ、なぜなら楽しかった子供の頃を思い出すから。

今日も僕はいつものように、ガリガリくんを食べる。

('A`)「お前、いつもそれ食ってんな」

僕が、ガリガリくんを食べていると、ドクオが急に喋りかけてきた。

( ^ω^)「そうかお?」

僕は食べながら答えた。

('A`)「ああ、いつも食ってるぜ」

僕はガリガリくんをちょうど食べ終わった。

( ^ω^)「ドクオも食べるかお」

('A`)「いや、俺は今、虫歯があるから食えねぇ」

( ^ω^)「そうかお」

873 ガリガリくんと人生 New! 2006/06/08(木) 01:31:48.67 ID:1yHxyEBJO
そう言うと、僕は二本目のガリガリくんを手に取った。

('A`)「なぁ、ブーン」

( ^ω^)「なんだお」

('A`)「お前は幸せそうだな」

( ^ω^)「急になんだお」

僕は驚いた、ドクオの意外な言葉に。

('A`)「だってよ、お前は彼女もいるし、
なにより人生を楽しんでるって感じがするんだ」

僕が人生を楽しんでいる?

どういう意味だろう、確かに僕には、彼女がいる。

僕には勿体ないくらいの女性が。

874 ガリガリくんと人生 New! 2006/06/08(木) 01:32:46.00 ID:1yHxyEBJO
普段はツンツンしていているけど、僕が今まで出会った中で最も強く、
最も優しくそして最も泣き虫な女性、ツンが。

( ^ω^)「ドクオは楽しくないのかお?」

僕は思ったことを喋った。

ドクオとの違いは彼女がいるかいないか、それぐらいの違いしかないと思ったから。


('A`)「楽しくねーよ、毎日、毎日同じ事の繰り返しいやになるぜ」

( ^ω^)「ドクオ、元気だすお、僕もだお」

なんだそんなことか、僕と同じじゃないか、ドクオもそうなんだと。

僕は安心した。

しかし彼にとっては重大な事らしい。

876 ガリガリくんと人生 New! 2006/06/08(木) 01:33:30.49 ID:1yHxyEBJO
('A`)「お前が言っても説得力ねーよ」

( ^ω^)「そんなことないお」

ドクオは相変わらずしょげた顔をしている。

( ^ω^)「そうだ、ガリガリくん、やるから機嫌なおすお」

僕はコンビニの袋にある最後の一本を勧めた。

('A`)「そこまで言うなら食ってやるよ」

彼は、ガリガリくんの袋を乱暴に剥がすとがむしゃらに食べはじめた。

('A`)「・・・つ・・・」

彼は頭と虫歯、両方に響いたらしい。

( ^ω^)「おっおっ、急いで食べるからだお」

僕は思わず笑ってしまった。

(#'A`)「笑うな」

877 ガリガリくんと人生 New! 2006/06/08(木) 01:34:13.27 ID:1yHxyEBJO
彼はそう言いながら笑っている。

そう、まるで子供のように。

僕は、ガリガリくんが好きだ、なぜなら楽しかった子供の頃を思い出すから。


真っ赤な太陽の下でガリガリくんを片手に走りまわっていた、あの頃を・・・


そう、毎日が冒険だった日々を。

蒸し暑い夏のある日、僕らは子供のように笑っていた。

こんな人生で僕は満足している。
名誉も地位もお金もないが、大好きな彼女とお金で買えない友人がいる。
そして大好きなガリガリくんがあればほかに何も要らないそう思えた。


本当にそう思えた。


−終わり−

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