799 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/23(火) 19:20:28.73 ID:LM2PHs00O: お題　枕

( ＾ω＾)それじゃ寝るお。ツンはブーンのベット使っていいお
ξﾟ⊿ﾟ)ξえ…？あ、うん…

私は何を期待していたのだろう。彼、ブーンと付き合いだして既に三か月。そろそろ二人だけの情事があってもいいのではないか、とつねづね思っていた時に舞い込んで来た初めての「お泊まり」のお誘い。
自分から「事」を切り出すのはがっついているようで気が引けたしそんな女だと思われるのが嫌だった。そのせいで今日も二人には距離ができてしまう。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ(はぁ…ブーンってほんとに私の事好きなのかなぁ…)

私はいつもそんな焦燥感に襲われる。
ただ体を求めるのが愛情ではないのはわかる。それでも何も求められない事の方が不安になるのだ。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ(…でも私は好きだよブーン…)

心の中でつぶやいたツンは無言でブーンのベットにもぐりこんだ。
( ＾ω＾)…
801 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 長いから気をつけて New! 2006/05/23(火) 19:21:12.75 ID:LM2PHs00O: 枕続き

( ＾ω＾)ツン…寝る前にちょっと聞いてほしい事があるお
ξﾟ⊿ﾟ)ξなによ？

ツンはわざとブーンが横になっているソファーに背を向けるよう寝返りをうってから返事をした。

( ＾ω＾)僕…実は童貞なんだお
ξ;ﾟ⊿ﾟ)ξちょwwwえ？は？いきなし何いうのよ！？馬鹿？
(;＾ω＾)ちょwwwwwwﾋﾄﾞｽwwwwwww
ξ///)ξだっ…だって突然そんな事言われたらびっくりするに決まってるじゃない！
(;＾ω＾)ごめんだお。でもまじめに聞いてほしいんだお

腑に落ちないながらもツンは頷いてみせた。
ξﾟ⊿ﾟ)ξわ、わかったわよ。聞いてあげるから早くいいなさい
( ＾ω＾)ありがとうだお。

そしてブーンは少しはにかみながら語りだした。
( ＾ω＾)僕はさっき言ったとおり実は童貞なんだお。正直今猛烈にツンの事抱きたいんだお。
ξ///)ξ…うん

抱いてくれるなら抱いてほしい。何故突然ブーンがそんな事を言い出したのかはわからないが、少なくとも私だけが求めているわけではないのがわかった。
ツンは心の中でホッとする。
803 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ( ﾟ∀ﾟ)次ラスト New! 2006/05/23(火) 19:22:10.84 ID:LM2PHs00O: 枕続き

( ＾ω＾)でも怖いんだお。僕は経験がないから下手だし…それにツンを傷つけてしまうかもしれないんだお…それが怖くて今まで何も出来なかったんだお。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ…そっか…
( ＾ω＾)うん…でも別に今何かするとかじゃないお！
( ////)心の準備ができたら…その…
ξﾟ⊿ﾟ)ξべ、別にいつでもいいわよ。私はいつでもドンと来いって感じなんだから！
ξ///)ξあっ…で、でもただ私がしたいだけとかじゃないんだからね！！

ツンは発言し終えてから自分の発言のはしたなさに赤面した。
(;＾ω＾)わかってるお。焦るなお。
( ＾ω＾)ただ僕はもしかしたらツンの欲求を満たせて無いのかも…って不安だったから先走って変な事言っちゃっただけなんだお…だから…
ξ///)ξふん！わかってるわよそんな事！私寝るから。おやすみ！！
( ＾ω＾)(…なんだかんだ言ってツンはわかってくれたみたいだお。安心して寝れるお)
( ＾ω＾)おやすみなさいツン。
804 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/23(火) 19:22:43.14 ID:LM2PHs00O: 枕続き

ツンは相変わらずブーンに背を向けたままだった。
部屋は既に消灯してあり見られる心配は無いのに、ツンは真っ赤になった顔を背を向ける事で隠したかったらしい。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ(…ありがとうブーン)

ブーンの枕ってブーンみたいに優しい匂いがする…
そんな事を思いながら眠りにつこうとしているツンの頬は更に赤く染まっていた。

終わり

描写力なくてスマンorz
しかも枕ちょっとしかでねぇwwwwwwwwww