331 sage New! 2006/09/28(木) 22:08:32.34 ID:fE1a51MxO
芋神様は大きい。大人2人の肩車くらい大きい。
芋神様は甘い。近くの人が無意識に頭を突っ込んで貪ってしまうくらい甘い。
芋神様は空を飛ぶ。頭の抜けなくなった人のたえまない屁で空に浮く。

( ゚д゚ )「よいか、じょるじゅ。決して芋神様に近づいてはならぬ」
( ゚∀゚)「んな事言ったって長老。現実問題、うちの集落にはもう食うもん無」
( ゚д゚ )「お前の姉の事、よもや忘れた訳では無かろう?芋神様にだけは手をだしてはならぬ」

気押されるジョルジュ。仕方なく長老宅をあとにした。



333 sage New! 2006/09/28(木) 22:10:18.60 ID:fE1a51MxO
しかし、表にでた途端鼻をくすぐる甘い香り。
集落の真ん中に鎮座する芋神様には、こんがりと焼き色がついていらっしゃる。
所々お破れになられた赤紫の皮の内側に、黄金色の柔らかそうなほくほくが見え隠れしていらっさる。

ジョルジュは高台にある長老宅からそこを見下ろした。

芋神様のすぐそばに、遠くからでも見間違うはずの無いおしりがある。

ジーンズをむっちりと膨らませている形の良さ。張りと柔らかさが見ているだけで脳裏に浮かぶ。
わずかに見えるシャツとジーンズの隙間が健康的であるが故に、言いようの無い興奮を感じる男は多いだろう。
シャツの中では大きなふくらみが、たゆたゆと揺れている。
隠しきれない質量がシャツを押し広げて、くっきりと下着の形を浮かび上がらせていた。

これ以上ない程の見事な体を持つ姉は

残念な事に



首より上が見事に芋神様の体内に突っ込まれていた。

( ゚∀゚)「ハインリッヒ……」
呟きは虚しく秋の空に消えた。
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