386 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/13(水) 01:26:27.21 ID:mas1a712O
(´・ω・`)「遅かったか………」

男は血に染まった路地裏で立ち尽くしたままぽつり、と呟いた。
辺りにはただの肉塊と化した人間だったモノが打ち捨てられた様に散乱している。
男は悔しげに自分の腰に巻かれた、無機的な銀色に彩られたベルトに視線を落とす。

突如、路地の奥から若い女の悲鳴が上がった。
男は血だまりの中を風の如く駆け抜け、路地の奥へと向かう。
そこで男が見たのは、一人の女と、蜘蛛に良く似た……しかし、二メートルは有るだろう巨躯を持つ異形の生物だった。

ξ;;)ξ「イヤアアアアアア!!!」

そして、異形はまさに今女に向かってその鋭い牙を突き立てようとしていた。

(´・ω・`)「待て!!!」

387 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/13(水) 01:29:20.76 ID:mas1a712O
男が異形の背中に叫ぶ。
異形は食事の邪魔をされた事にさも不機嫌そうに男へと向き直った。

「ダレダ?キサマハ?」

(´・ω・`)「久々に仮面ライダー
       ヒーローが来るのを待ってたのが昔の怪人なんだよね。
       最近の怪人はヒーローを待たないから困る」

(´・ω・`)「変身!!!」

男が叫ぶと同時に、ベルトのバックルから白く濁った眩い光が溢れ出す。
否、その光はよく見るとベルトからではなく、そのちょっと下にあるギンギンにいきり立った男のシンボルから発せられていた。


(´ЮwO`)「仮面ライダー YA RA NA I KA!?」

光が収束する。
そして先程まで男が立っていた場所に居たのは深紅の複眼にショッキングピンクの強化装甲に身を包み、下半身丸出しの異様な出で立ちの戦士であった。

「ウホッ!?」

(´ЮwO`)「君!!すぐに逃げるんだ!!!」

388 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/13(水) 01:31:33.70 ID:mas1a712O
ξ;゚听)ξ「は……はい!!(どうしよう……この人絶対変態だ!!!)」

女は怪人よりむしろ男を避ける様にして逃げ出す。
怪人はその様子を一瞥したが、追うに追えない状況にいた。
隙を見せればこの変態にあっという間にヤられてしまうであろう事を、怪人は本能で理解した様だ。

(´ЮwO`)「さあ、出来れば君には僕の燦然と輝く黄金の右腕から繰り出される愛撫を受けつつ、愛と死について語り合いながら絶頂を迎えて貰いたい所だが………君は少しやりすぎたからね。
     取り敢えず君は日曜朝八時に放送するには過激な事をやりすぎたと反省しながら消えてもらうよ。」

最も日曜朝八時に相応しくない人間に文句を言われた事に怪人は憤慨したが、それでも尚怪人は動けずにいた。
動けばヤられる。
まるで黒い体毛に覆われた八本の足ががんじがらめにされたような感覚………それは怪人にとって、間違いなく初めての経験であった。
それほどに男には一分の隙も見当たらなかった。特にギンギンの股間とかに。

389 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/13(水) 01:33:46.75 ID:mas1a712O
(´ЮwO`)「来ないのかい?それなら僕からイくよ」

男は突風の如きスピードで、滑り込むように怪人との間合いを詰める。
そして、文字通り人間離れしたスピードで手刀を放ち、怪人の左の三本の腕を根こそぎ切り落とした。

怪人の口から呻き声の様な物が漏れる。
が、それと同時に大量の白い糸が飛び出し、男を包み込んだ。

怪人は好奇とばかりに右腕うちのニ本を突き立てようとする。

しかしその刹那、何かが糸を突き破り、攻撃を阻止した。
一つは男の左腕が怪人の腕を捉え、もう一つは男のペニ(ryが一方の腕をぐしゃぐしゃに破壊していた。
わずか開いた隙間から深紅に輝く複眼が覗き、怪人の背筋が凍りつく。

390 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/13(水) 01:35:17.54 ID:mas1a712O
(´ЮwO`)「お粗末だね。僕の方がよっぽど濃いのが出せるよ!!!」

糸にくるまれた男の体の股間の辺りから眩い光が生じ、糸が弾け飛ぶ。

(´ЮwO`)「さあ!!終わりにしようか!!!」

男から一層強い光が溢れ出す。
そして、それが消えた。そう思った瞬間に男は素早くその男根で怪人の胴を凪ぎ払った。

(´ЮwO`)「ライダーキック!!!!」

男はキックと言い張った。それはヒーローとしての最低限の見栄だった。
怪人の体から白く濁った光が溢れ出す。

男は怪人に背を向け歩き出す。
背後で怪人の体が爆発するのが解ったが、男の視線は真っ直ぐ前を見据え、男根は天を指していた。

   ━END━
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