429 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:18:15.23 ID:loTo7mO20: あんまwktkされてもｗｗｗ

今日は珍しく外に出ている俺。
いや、珍しくも無いけど。

空は、割と晴れていると思う。
うん、基準がわからない。
あの猛暑が嘘のような心地よい暖かさ。
猛暑はウザかった。

それよりも、久々に見る空は綺麗だ。クーにも見せてやりたい。

まぁ、アイツにとって、珍しいものってわけでもねーか。
第一、無理な話だ。
今日は今日しか無いからな。

そんで、俺は空と一方的な誓いをたてた。

('A`)「俺、もう負けません。勝つまでは」
431 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:18:48.88 ID:loTo7mO20: 今から一ヶ月前。

夏休みに入って数日経った頃かな。休日引篭体質の俺にブーンのやつがこんな話を持ちかけた。

(　＾ω＾)「ﾄﾞｯｷｭﾝ、沖縄いくお！」
('A`)「ｳｾﾞｪ、てか唐突になんだよ」
(　＾ω＾)「実はおじさんが沖縄でペンションを経営してて、『四人ぐらいなら止めてやるお』って言ってたおｗ」

こいつ等一族は全員語尾に"お"をつけないと、オナニーできなくなる呪いでも喰らったんだろうか。

('A`)「はぁ。で、何で俺なのよ」
(　＾ω＾)「ﾄﾞｸｵはなーんにもわかってないおｗ後二人をｵﾆｬﾉｺにすれば･･･おっおっおっｗｗｗ」

こんな性欲ピザについていく女がいるとは思えn･･･いや訂正だな。

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ちょっとブーン、ｺｿｺｿ何してんのよ！」

こいつが噂のツンデレさん。ブーンが惚れてほらr･･･惚れられている。
何故か両想いなのに、くっ付かない変な奴等だ。

(　＾ω＾)「いやぁ実は(ry」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「へー、沖縄かぁ。私も言っていい？べっ別に(ry」

コレは俺の回想だから略し放題。

(　＾ω＾)「全然おｋだお。じゃあ後一人だお」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「もしよかったらさ、隣のクラスのクールさん連れて行ってもいいかな」

む？
432 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:19:35.35 ID:loTo7mO20: ξﾟ⊿ﾟ)ξ「私の幼馴染みの娘なんだけど･･･」
(　＾ω＾)「ｲｲﾝd(ry」

こうして、俺の決定権は行使される事なくメンバーが決定した。

そして当日。
ﾏﾝﾄﾞｸｾから沖縄諸島からｽﾀｰﾄ。

(　＾ω＾)「ついたおー！！！」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ちょっと！ブーンうるさい！！！」

お前もなーってな。

('A`)「ヤレヤレだぜ」

川ﾟ -ﾟ)「ﾄﾞｸｵ、ここには私が来ても良かったのだろうか？」
('A`)「んなこと俺に聞くな、主催者はブーンだぞ」
川ﾟ -ﾟ)「ふむ、それもそうか」

こいつが素直クール。
今日が初対面なのに、フツーに会話している理由は、初めて会った気がしなかったから。

とかではなく、ただ単に省略した旅路で少し話したからだ。

まぁ･･･何と言うか、最近では珍しい奴だよアイツは。
話してると、人が気にしている痛いところを、北斗の拳の如く、突いてくる。
全く、エスパーかよ。
433 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:20:50.20 ID:loTo7mO20: 兎に角、俺らは夏の沖縄を堪能した。
部屋で涼んだり、温泉でアボーンしたり、ハブに噛まれたり。
ええ、ちゃんと海にも行きましたよ。
クーの美乳を拝ましていただきました。おかげで、俺も海が好きになりました。ありがとうございます。

ブーンとツンは相変わらずイライラする関係を続けている。
俺は喰ったもん勝ちだと教えたのに、チキンのアイツは･･････

そんで帰る前日の夜

部屋のベランダで煙草吸いながらほのぼのしてたら、

クーが現われた！

川ﾟ -ﾟ)「何を、しているんだ？」
('A`)「星を見てんだよ、何か文句ある？」

ちょっと言い方不味かったかな？
でもそんなことお構いなしに、クーは、

川ﾟ -ﾟ)「私も星は好きだぞ」
('A`)「へぇー」
川ﾟ -ﾟ)「そして、君にも好意を抱いている」
('A`)「ぶっ」

煙吹いた。

何と言うか･･･ﾍﾞﾀだな。ﾄﾞｯｷﾘでは無いだろうが、これは･･････
435 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:21:35.87 ID:loTo7mO20: 川ﾟ -ﾟ)「ということで今から君に告白することにした」

はいはい、順番逆順番逆。

('A`)「っていうか、動揺してんすか？」
川*ﾟ -ﾟ)「うむ、実は」

ちょっとｷｭﾝってなる奴の気持ちが分かった。

そんで俺たちは付き合うことになった。

悪いな、ブーン。先行ってるぜ。

今日は最終日なので、無茶苦茶遊んだ。
俺が俺であることを、疑うぐらいのﾃﾝｼｮﾝで。

それが不味かったのかなぁ。
ホテルでチェックアウトを済ませてくれば良かった。

クーは、ホテルへの帰り道、トラックにひかれた。
437 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:22:31.84 ID:loTo7mO20: トラックの運転手は逃亡。手掛かりがトラックだけ。
捕まる気配が無い。

だが、俺は犯人の顔を知っている。
それどころか名前まで知っている。

俺をひき損ねたのが運の尽きだな運転手。

その事件のせいで、帰り損ねた俺にはまだ時間がある。
有り難い。

俺はそいつを呼び出した。ルパーンみたいに、手紙で。

以上、回想終わり。
438 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:23:31.12 ID:loTo7mO20: んで、俺はそいつフルボッコにしてやって、警察に突き出そうとしたんだよ。
それが甘かったんだが。

何で、なんでツンのおじさんが893繋がりある人だって気付かなかったんだろう。
まぁ無理かｗ
俺はクーじゃないし。

そんなことより、俺はおじさんの銃(ﾜﾙｻｰP2006かな？知らね)でお腹をぶちぬかれて瀕死寸前なんだよ。
糞、思い出に浸ってるところをいきなりは無いと思うんだぜ？
さっき現像したクーとの写真、汚れちまう。

早く来いよマッポ･･･俺の夏どころか人生も終わっちまう･･････
439 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/09(土) 21:24:51.40 ID:loTo7mO20: 川ﾟ -ﾟ)「うぬ･･･？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「クー！」
川ﾟ -ﾟ)「ｺｺは･･･病院･･･そうか、私は車に･･･」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「うん、でも良かった、このまま目覚めなかったらどうしようかと･･･」
川ﾟ -ﾟ)「ははっそういえば、ﾄﾞｸｵとﾌﾞｰﾝは？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ﾄﾞｸｵがね、どこかに行っちゃって･･･ﾌﾞｰﾝが探しに行ってるの」
川ﾟ -ﾟ)「ふむ」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「でもドクオ、クーが寝てる間ずっと傍にいたのよ」
川ﾟ -ﾟ)「そうか･･･」

･･････

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ドクオったらﾎﾝﾄ何してるのかしら」
川ﾟ -ﾟ)「帰ったらお仕置きだな、ふふっ」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「へ？」
川ﾟ -ﾟ)「(早くかえって来い、私のドクオ)」

『いつまでも、待ってるぞ。』

終わり。