167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/04(月) 03:40:27.26 ID:LEjDUvyA0
('A`)「うぜぇうぜぇ。なんだこいつら何が目的なんだ?」

俺の目の前にいるのは二人の男女
そいつらに対して殺意に近い嫉妬をしている
それはなぜかと言うと

( ^ω^)「愛してるお。ツン」

ξ゚听)ξ「あたしもよブーン」

こいつらは人目にはばからず両者共身体をくっつけ抱き合っていた
仕舞いにはでぃーぷきすと言われるようなものもしていた

ふざけんなよ?

こんな街中で堂々とそんな事ができんだよ
理解ができねぇ
こいつら見てると馬鹿馬鹿しくて身体の力抜けるわ。下半身はさっきから元気だけどな

本当に世の中は不公平だ

皆に迷惑をかけているこいつらが幸せになって
俺みたいに普通の奴が幸せになれない

泣きたくなった

168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/09/04(月) 03:41:21.06 ID:LEjDUvyA0
俺だってあんな事やってみたいよ?
彼女といちゃいちゃしたり
でぃーぷきすとかしたりさ

でもね、現実は無常なのよ

俺みたいに根暗でブサメンなんて女が寄り付くはずも無いか
しかも友達もいないしさ

彼女も友達もいない
そんな俺に寄り付くものは一体なんだ?

何度も同じ事を考えたが結論は1つしか出ない

――死

死ねば葬式の時だけでも誰かが寄り付くだろう
悲しむかどうかは別としてな
それだけで十分だ、今の俺にとっては・・・な

今日実行するかな
このまま生きててもつまんないし

どうせならあのカップル達もついでに殺してから俺も死のうかな
今ちょうど護身用のナイフ持ってるし


男は右手に小型のナイフを持ち、二人の男女へ向かってゆっくりと歩いていった

―完―
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