523 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 08:54:52.57 ID:YYe2ZSPn0
空に広がるのは黒く濁った雲
そんな雲を不快な思いで窓から見上げている二人の少女

川 ゚ -゚)「む〜中々晴れないな」

彼女の名前は素直クール
少しも晴れる気配のない雲に嫌気がさしているらしい

('、`*川「そうね。せっかく軽井沢の別荘まで着たのにこんな雨じゃ・・・」

このおっとりとした女性の名前はペニサス伊藤
彼女もまた降り注ぐ雨を嫌がっている

川 ゚ -゚)「そういえば貞子がいないな?」

('、`*川「あぁ、彼女ならまだ寝てるわよ」

川 ゚ -゚)「もう昼なのにまだ寝てるのかあいつは。そろそろ起こしに行くか」

めんどくさそうに彼女は言い、貞子の部屋へと向かった

川 ゚ -゚)「おい貞子!もう昼だぞ、いつまで寝てるつもりだ?」

川д川「・・・ん〜まだ寝たい〜」

貞子と言われた少女は布団を頭から被り、出る気配がない
起こしに来た彼女等がどうしようか迷っていると貞子が屁理屈まがいな事を言った

524 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 08:55:33.63 ID:YYe2ZSPn0
川д川「どうせ外は雨降ってるんでしょ?やることないんだし寝ててもいいでしょー」

川 ゚ -゚)「何だお前、出る気配が全く無いな」

('、`*川「でも貞子の言う事も一理あるわねぇ」

川д川「そうだよそうだよ!だから皆で寝ようよ!」

川 ゚ -゚)「ん〜・・・そうだな。何か丸め込まされている気がするがしょうがない、寝るとするか」

そう言うと彼女らは貞子の両端に行き貞子の布団を我が物顔で自分の身体の上に被せた

川д川「ちょ、ちょっと!自分の布団持ってくればいいでしょ〜」

('、`*川「めんどくさいんだからしょうがないじゃない、我慢しなさい」

川 ゚ -゚)「そうだぞ、我慢は大切だ」

川д川「う〜・・・」

なんだか納得しきれない貞子だがこの強引さに参ったのか諦めたようだ

川 ゚ -゚)「そろそろ寝るか」

彼女らは同じ布団に包まりながら声をそろえて言った

('、`*川д川 ゚ -゚)「おやすみ!」

―完―

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