590 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 19:11:27.30 ID:WPJiJyUn0
( ^ω^)「みんな久しぶりだお!」

('A`) 「おお、ブーンじゃねえか!久しぶりだな」 

(´・ω・`)「やあブーン!元気だったかい?」

( ^ω^)「ブーンは元気だったお!」

( ^ω^)「ところで、ツンは来るのかお?」

(´・ω・`)「うん。そのうち来ると思うよ」

(´・ω・`)「他にもみんな結構来るみたいで、来ないのはニダー君とミルナ君くらいみたいだ」

('A`) 「なんでそんなわかるんだ?」

( ^ω^)「ショボンはこの同窓会の幹事なんだお!
手紙に書いてあったはずだお。読まなかったのかお?」

('A`) 「フヒヒすいません!そうか、ミルナは来ないのか……」

(´・ω・`)「うん。まあミルナ君も忙しいのかもね……誰か来たみたいだよ?」



ξ゚听)ξ「結構人が多いわね……」

( ^ω^)「ツーン!!!」

591 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 19:12:37.98 ID:WPJiJyUn0
ξ゚听)ξ「ブーン!久しぶり!」

( ^ω^)「久しぶりだお!」


 ツン。僕が高校生のときに好きだった女の子。
 でも僕に勇気がなかったから、告白することもなく卒業してしまった。

(´・ω・`)「これで四人揃ったね」

('A`) 「ああ、いつもこの四人とミルナで一緒に行動してたな……」

('A`) 「遠足、修学旅行……ああ……あの頃は楽しかった……」



ドクオが感傷に入り始めたところで、
僕たちは卒業から今までの話を始めた。

(´・ω・`)「うん。僕は小さなバーを開いて……」


ξ゚听)ξ「私は美容師になりたくて……」


('A`) 「俺ニート」


( ^ω^)「働いたら負けかなと思ってるお!」

593 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 19:13:50.01 ID:WPJiJyUn0
 他の友達とも話をした。

  「フリーターだ」
  「流石だな俺ら」

  「わかんないんです!」

  「ちんぽっぽ!」

( ^ω^)「……」

 まあ、まだ卒業から五年。
 みんなからまともな答えが返ってこないのも納得できる。



 楽しい時間は早く過ぎる。
 一次会が終わり、僕たちはそのまま二次会へ行った。人数が多いので二つのグループに分かれた。


       ツン   ブーン     こっちみんな ちんぽっぽ   ムスカ   ダディクール
   ┌――――――――┐  ┌――――――――┐   ┌――――――――┐
   |            |  |            |   |            |
   └――――――――┘  └――――――――┘   └――――――――┘
      ショボン  ドクオ   わかってます わかんないんです ウプレカス  ポルナレフ


 僕たちと近くの人たちはこんな感じに座った。

594 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 19:16:38.42 ID:WPJiJyUn0
( ><)「四人だけなのに、なぜかすごいせまいんです!」

('A`) 「正直家帰ってエロゲやってたかった……だりぃ……」

( ^ω^)「まあまあ、とりあえず飲むお」



ξ*゚听)ξ「うぃーひっく」

(´・ω・` )「大丈夫かい?」

ξ*゚听)ξ「うるさいわね!ほっといてよ!アタシだって大変なのよ!」

ξ*゚听)ξ「酒でも飲まなきゃやってられないわよ!」

(´・ω・` )「何があったのか話を聞かせてもらえないか?」

('A`) 「さすがバーテンダーだな」

( ^ω^)「そうだおね……」

ξ*゚听)ξ「それでね!そのあとそいつが……」

(´・ω・`)「うんうん」

 すると、そこに一人の男が入ってきた。

595 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 19:17:40.42 ID:WPJiJyUn0
( ゚д゚ )

 僕らがよく知っている男だった。


( ^ω^)「ミルナじゃないかお!」

('∀`) 「久しぶりじゃねえか!遅かったな!」





( ゚д゚ )

('∀`)「そんなとこでこっち見てないで座れよ!」

ξ゚听)ξ「そこが空いてるけど……その服のシミは?」





( ゚д゚ )「……」


('∀`)「お・・・おい!どうしたんだよ!?」

(;´・ω・`)「ミルナ君……まさか君は……」

599 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 19:20:15.51 ID:WPJiJyUn0
( ゚д゚ )「あの時!僕がギコたちにいじめられてるのを知っていながら!
     君たちは助けようとはしなかった!!!!」

( # ゚д゚ #)「長い間ずっと一緒だったのに!友達だと思っていたのに!!!!!」

 ミルナの手が震えだした。


(;'A`)「ま、待て!俺達は裏切ったわけじゃない!」

ξ;゚听)ξ「そうよ!そうよねショボン!」

(;´・ω・`)「ああそうだ。落ちつくんだミルナ君」



( # ゚д゚ #)「うるさいうるさい!!もういい!!!!」



( # ゚д゚ #)「死ね!!!!!!」






 部屋が静かになったとき、そこに立っていたのは一人の男だけだった。

600 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/08/22(火) 19:22:14.14 ID:WPJiJyUn0
    /\___/ヽ     +
  /::::::: ''''''   ''''''\   +
  . |:# (●),  (●)|     悲しい・・・悲しい・・・この世は悲しい・・・
  |.:::  ,,  ノ(、_, )ヽ、,,:|  +    私はザ・ダディ。貴様が奪った人々の命
.   |.::::::: ト‐==‐ァ' '|    +  の重みを知るが良い・・・
   \.:::::`ニニニ´./`ヽ_,  
  /     ゙ヽ   ̄、:::::  ゙l丶+
 |;/"⌒ヽ,  \  ヽ:::   l i   +
 l l    ヽ  \ ヽ::   .| i +
 ゙l゙l,     l   ヽ     |. ヽ__________f∩_
 |ヽ      l    l f〒~ ┬─ 0)二))───┬冗┴┐| ┴、___                               ∬∬
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                             糸冬

>>598
すまん、携帯には正しい目の文字がなかった
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