939 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:45:46.46 ID:j3IDnswm0
激録!( ^ω^)ブーンの交通警察24時

「大都会の国道で幻の珍走団を見た!」(ナレーター:田中信夫)

VIP市の国道に夜になると出没するという謎の珍走団「怒苦悪」。
ブーン巡査を隊長とする交通課はその真偽を探るべく
一路、VIP市国道4号線へ向かったのだった。

そして国道には謎の珍走団の存在をうかがわせるだけの
数々の不可思議な出来事が待ち受けていた!!

駐車違反を認めず執拗に抗議するトラック運転手!
ぎゃがーーーーん!

あきらかな飲酒運転でろれつどころかハンドルも回らなくなったDQN!
ぎゃがーーーーん!

球団なくなっちゃったよぉぉぉぉ〜・・・山本ぉぉぉ〜・・・
ぎゃがーーーーん!

様々な難関を乗り越え隊員達は確実に謎の珍走団「怒苦悪」に近づくのだった!
果たして我々が目にしたその珍走団の正体は!!


940 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:46:30.68 ID:j3IDnswm0
( ^ω^)「ふぁ〜あ、ったく夜勤なんかやってられないお」

川д川「しかも珍走団の取り締まりですもんね・・怖い・・・」

( ^ω^)「あっ!その時歴史が動いた録画するの忘れたお」

(´・ω・`)「カキ氷買ってきたよ」

( ^ω^)「おっせーお!お前は待たせすぎなんだお」

(´・ω・`)「すいません先輩・・混んでたんで・・」

( ^ω^)「いいからカキ氷よこすお!シャム!シャムシャフ!シャフ!」

川д川「冷たくておいしいですぅ」

(;^ω^)「うぅ・・・・頭が・・・・・・」

(´・ω・`)「一気に掻き込むからそんなことになるんですよ」

パラリラパラリラ〜〜〜〜〜♪

( ^ω^)「お?」


941 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:47:14.76 ID:j3IDnswm0
('A`)「邪魔だぁ邪魔だぁ!どけどけーーー!!」

( ^Д^)「ひき殺すぞ馬鹿ヤロこのヤローめ!!」

パラリラパラリラ〜〜〜〜〜♪

川д川「ラーメン屋台ですかね?」

( ^ω^)「変なチャルメラだお」

(´・ω・`)「どう見ても珍走団でしょ」

川д川「mjd?」

( ^ω^)「よーし、取り締まるお!」

川д川「景気づけに音楽かけます?」

( ^ω^)「最高にハイなやつ頼むお!」

川д川「合点承知のすけ!」

カチャ・・・・・チャッチャッチャッチャチャ♪チャッチャッチャッチャチャ♪

串にささってだんご だんご  三つならんでだんご だんご

しょうゆぬられてだんご だんご  

942 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:47:50.87 ID:j3IDnswm0
( ^ω^)「だんご三兄弟♪チャーラ♪」

川д川「うはwwwwwwwwwみwなwぎwっwてwきwたwwwww」

(´・ω・`)「どう考えてもみなぎらないだろ・・・・常識的に考えて・・」

ウゥーーーーーーウゥーーーーーー

( ^Д^)「ドクオ!ポリ公がきやがったぜ」

('A`)「ポリ公がどうしたって!?んなチンカスどもが俺の走りについてこれるかよ!」

( ^Д^)「やった!!さすがドクオ!俺達にできないことを平然と言ってのける!
      そこにシビれる!あこがれるゥ!」

('A`)「飛ばすぜぇ俺の愛車鬱スパイラル!キャホーーーーウ!」

(´・ω・`)「あいつら余裕で制限速度オーバーしてますね」

( ^ω^)「貞子何やってるもっと飛ばせお!追いつけないお!」

川д川「この機体のスペックではこれが限界です!」

( ^ω^)「ビッチ!ビッチ!ビィッチ!」

「うだつが上がらないのは相変わらずだな!ブーン」

( ^ω^)「誰だお!」



943 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:48:38.85 ID:j3IDnswm0
( ゚∀゚)「おっぱい!おっぱい!」

川д川「あの白バイはまさか」

(;^ω^)「げぇっ!ジョルジュ!」

(´・ω・`)「どうしたんですか?そんなに慌てて」

(;^ω^)「ふふ・・聞きたいかお?おいらと奴の因縁を」

(´・ω・`)「あ、別にいいです」

( ^ω^)「あれは忘れもしない10年前のあの日・・・」

(´・ω・`)「いや、だから興味ないって」

ついに隊長の口から、封印してきた恐るべき過去が語られる!
ぎゃがーーーーん

944 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:50:13.30 ID:j3IDnswm0
10年前―――

( ゚∀゚)「どうしたんだいブーン君。僕をこんなところに呼び出して」

( ^ω^)「先輩・・・来てくれたんですおね」

( ゚∀゚)「靴箱にこんな手紙が入ってたからね」

( ^ω^)「じゃあ、読んでくれましたかお?」

( ゚∀゚)「ああ・・・驚いたよ。まさか君が僕のことを・・・」

(//ω/)「先輩!」

ジョルジュにひしと抱きつくブーン。

( ゚∀゚)「だ、だめだブーン君!いけないよこんなこと」

(//ω/)「先輩!僕は先輩のことが好きですお!もう自分の気持ちを
      誤魔化して生きていくのは嫌なんですお!」

( ゚∀゚)「ブーン君・・・そこまで僕のことを・・・・」

( ^ω^)「うわああああああああん先輩ぃぃぃうぇwwwwwうぇwwwww」

ブーンは汚い嗚咽を漏らす。

945 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:51:18.11 ID:j3IDnswm0
そしてそのプニプニした白豚の肩をそっと抱き寄せるジョルジュ

(//ω/)「ひゃっ!せ、先輩?」

( ゚∀゚)「君の気持ちは分かったよブーン君」

(//ω/)「そ、それじゃあ・・」

( ゚∀゚)「僕も君の気持ちに答えよう」

(//ω/)「うれしい!ブーンは幸せだお」

そっと唇を重ねる二人―――
そして満開の桜のしたで二人は結ばれた。


946 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:51:41.96 ID:j3IDnswm0

\____________________/
     ○
    ο
    o
川*д川「ハァハァ・・・」

(´・ω・`)「お前の妄想かよ。ぶち殺すぞ」

( ^ω^)「うほっ おっきしたお」

(´・ω・`)「や ら な い か」

( ^ω^)「それじゃ真相を話すお!」

(´・ω・`)「スルーなんてヒドイ!認知してよ!」


947 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:52:09.07 ID:j3IDnswm0
10年前―――

( ^ω^)「今日から初勤務だお!官僚目指して頑張るお」

( ゚∀゚)テクテク

( ^ω^)「おっ低脳そうなのが来たお!ここは一つ現実の厳しさを教えてやるお!」

( ^ω^)「ねえ君大学どこ出身だお?おいらっち早稲田なんやけどお〜wwwwww」

( ゚∀゚)「東大です」

(;^ω^)「・・・え・・・!?」

( ゚∀゚)「東京帝国大学です」

(;゚ω゚)「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」

( ゚∀゚)「どうかしましたか?」

(;゚ω゚)「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」

( ゚∀゚)「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと頭がいいだけですから^^」

(;゚ω゚)「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(小水を漏らす)」

( ゚∀゚)「ちなみに現役です。」

(;゚ω゚)「あんっ!ああん・・らめ・・・もうらめえ!ビクンビクン(射精する)」


948 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:52:54.73 ID:j3IDnswm0
(;^ω^)「あの時のことを思い出すと今でも夢精するお・・」

(´・ω・`)「あ、カキ氷解けちゃった・・」

( ゚∀゚)「それじゃ先に検挙させてもらうよ!ハッハッハ」

ジョルジュはスピードを上げ珍走団に近づいて行った!

( ^ω^)「フヒヒ、下賎な者達を見ていると笑いが止まらないお」

川д川「なんですか?キモイ笑い方して」

( ^ω^)「ショボン、例のものは?」

(´・ω・`)「ハイ。先ほど奴に高性能遠隔操作型爆弾を取り付けました」

( ^ω^)「でかしたお。ジョルジュが珍走団に近づいたらドカンだお!」

949 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:53:32.78 ID:j3IDnswm0
川;゚д川「大佐!敵対しているとはいえ同志ですよ?同志に爆弾を使うのですか!?」

( ^ω^)「私が撃つのではない。DQNが撃つのだお!」

川;゚д川「大佐ァ!」

( ^ω^)「リリーーーーース!!」

ジョルジュは爆発した死んだ。

(´・ω・`)「ヒュウゥ!綺麗な花火だぜ」

( ^ω^)「敵将ジョルジュ、このブーンが討ち取ったお!」

川;゚д川「恐ろしい子・・・・・・!」

パラリラパラリラ〜〜〜〜〜〜〜♪

( ^Д^)「やつら神風アタックしてきやがった!」

('A`)「FUCK JAP!」

950 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:54:06.03 ID:j3IDnswm0
と、その時ドクオが奇声を発した!

('A`)「あぶねぇ!歩行者だ!皆よけろーー!」

(((( ^^ω)「ホマホマ」

見るとそこにいたのは深夜の国道に似つかわしくない奇形だった!
四本の足をぎこちなく動かしカサカサと動くその様はおぞましい蜘蛛そのものであった!
さすがのドクオも驚きを隠せない!

(;^Д^)「危ないとこだったな。さすがドクオ」

('A`)「ああ。どんな悪事を働いても命だけは奪っちゃいけねぇ
   それが珍走団「怒苦悪」のルールよ!」

( ^Д^)「やった!さすがドクオ!俺達にできない(ry」

キキィィーーーーーーーーーー!!ドン!!!

('A`)「ちぃ!よけろって言っただろうが!誰だはねやがったのは」



951 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/28(金) 19:54:55.79 ID:j3IDnswm0
( ^ω^)「歩行者はねちゃったお!」

(´・ω・`)「ミンチよりひでぇ・・・・・」

川д川「すいません!ぐるナイやってたんでカーテレビ見てました」

( ^ω^)「それじゃしょうがないお!」

(´・ω・`)「おいおいいいのかよ」

川д川「イインダヨ?」

( ^ω^)「グリーンダオーーーーーーー!!」


国分「歩行者轢いてみてどうだった?」

誰もが感じていた場の雰囲気を代弁するかのように冷たく言い放つ国分

その真実の言葉に声もなく静まり返る一同・・・・

この後、いったいどうなってしまうのか!?

おわり
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