188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:07:31.47 ID:NRjnf9WV0
ここは日本の弐県VIP市、とある山奥・・・ポツンと建っている小規模な実験所。ここのところ雨が断続的に続いており、怪しげなふいんきをかもしだしている。

(´・ω・`)「フフフ・・・・・・これで妖怪誕生プログラムは完成だ」

彼の名前はショボン。かれこれ30年以上も研究を続けており、ショボンは目の前のパソコンにプログラムを打っている。パソコンの後ろには巨大な機材が並んでいた。

(´・ω・`)「よし、よし、いい子だね。君のお腹にイケニエを入れてあげるからね。・・・もうすぐこの世は狂気で満ちる」

(´・ω・`)「腐った人間には制裁を・・・汚い世界は浄化を・・・」

(´・ω・`)「そしてこの『タワー』にイケニエを入れれば・・・」

彼が言う『タワー』、それはパソコンの後ろにある機材のことだった。

190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:08:59.62 ID:NRjnf9WV0
(´・ω・`)「これに誰かイケニエを・・・・・・って誰もいないか」

(´・ω・`)「じゃあ・・・私がやるしかないな。私も・・・『人間』だからな」

ショボンはそういうとササッとタワーに入りこむ。

(´・ω・`)「人間達よ・・・私は人間をやめるぞ、ジョジョ――――!!!!!1」

(´・ω・`)「ア―――――――ハッハ―――――――!!!!!!!111!!!」

バチバチバチ・・・タワーからは轟音が聞こえ、ショボンの狂喜の声がこだまする・・・
・・・
・・


191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:10:23.79 ID:NRjnf9WV0
それから3年後・・・VIP市のニーソク高校では・・・

( ^ω^)「フヒ〜、今日から2学期かお〜」

彼はブーン。今日これから起きる事柄はまだ気づかない。・・・当然のことだが。

ガラガラ

( ^ω^)「おいすー」

( ・∀・ )「おいすー」

(,,゚Д゚)「おっす」

ξ゚听)ξ「おはよう」

( ´∀`)「おはやうモナ」

1学期と変らない面子。平和などこにでもあるクラスだ。

ガラガラガラ

,(・)(・),「おはようナリだすよ、諸君」

192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:11:33.74 ID:NRjnf9WV0
クラスのみんなは立ちあがり挨拶を済ます。ブーンは一人窓を覗いている・・・

( ^ω^)「休みも終わったし、つまんないお」

( ^ω^)「フアァ〜、眠いお」

,(・)(・),「今日は転校生が来ているナリだす」

,(・)(・),「さ、入るナリだすよ〜」

( ^ω^)「おっおっおっ?」

ガラガラ

('A`)「どうも・・・ドクオといいます」

( ^ω^)「こりゃまたキメェのがきちゃったお」

,(・)(・),「じゃあ・・・ブーンの隣の席ナリ」

('A`)「わかりました・・・」

193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:12:56.18 ID:NRjnf9WV0
ドクオという青年はブーンの隣の席に座る。

('A`)「よろしく」

( ^ω^)「ヨロスクだお」

('A`)「ああ、そうだ」

( ^ω^)「なんだお?」

('A`)「放課後、この学校の案内してくんないかな?この学校の中、よくわかんないし」

( ^ω^)「わかったお!」
・・・
・・


194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:13:55.89 ID:NRjnf9WV0
放課後・・・

( ^ω^)「ここが理科室だお」

('A`)「へぇ〜、わかった、ここが理科室か」

二人は校内を見学して回っている。ニーソク高校は2学期制度なので、登校日でも6時間は授業があるのだ。もう時間は5時を過ぎている。

('A`)「・・・だんだん暗くなってきたね」

( ^ω^)「う〜ん、ここは日が差し込みにくい場所だから暗くなりやすいんだお」

('A`)「(ボソ)それだけじゃないんだけどね・・・」

( ^ω^)「なんかいったかお?」

('A`)「いや、なんでもない」

( ^ω^)「・・・そろそろ警備員さんが巡回にくるお。今日は部活も委員会も休みなんだお」

('A`)「そう言ってたら来たぞ」

195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:14:53.04 ID:NRjnf9WV0
二人の30m程前に、警備服をきた中年のおやじが歩いてきた。だが様子がおかしい。

警備員「フヒフヒフヒ・・・人間ニンゲンにんげん・・・コロスこあwsdrf」

警備員の目は虚ろ、口からは泡を噴きながらヘラヘラと笑い、近づいてくる。

(;゚ω゚)「おおおおおおおお!!!!?」

('A`)「まずい!!妖怪だ!!!!!!」

ドクオはそう叫ぶと、バッグの中にどうやって入れていたのか、日本刀を取り出す。刀を抜き出すと、鏡のように研ぎ澄まされた刀身が表れ、警備員の首を一閃、刈り取った。


196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:15:58.03 ID:NRjnf9WV0
ブシゥァァァ・・・

(;゚ω゚)「血、血が吹き出てるおおお!!!」

('A`)「やはりここがショボン博士の実験場か・・・」

(;゚ω゚)「え!?」

('A`)「すまなんだ。君は気づかなかったんだよな。実は・・・」

ドクオはそう言うと話しはじめる。

('A`)「ここは約3年前に妖怪化したショボン博士の実験場にされている。ショボンはこの学校の人間を次々と妖怪化している。・・・君は見たところ霊力が高いみたいなんだ。だからこの学校の危険性を知らせたかった」

( ;^ω^) 「そっ、そんなのって意味がわからんお!!」

197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:17:38.71 ID:NRjnf9WV0
('A`)「君の周りの人間も妖怪化している。既にシャーミン先生や・・・ツンていう女子もな」

( ;^ω^) 「なんだってー!?」

('A`)「俺はこの古いフィルムに写っているショボンの写真をみたんだ。親父が知り合いでな。・・・こいつはもう人間じゃない。赤い羽根に悪魔のしっぽ。形相は鬼になっている。学校の妖怪化した人間はショボンに統率されているみたいだ」

( ;^ω^) 「ぼっ、僕はどうしたら・・・」

('A`)「それなんだ。君は非常に霊力が高いみたいだ。今まで生きていたのが不思議なくらいにね。霊力は、君の場合・・・16歳の誕生日に完成するみたいだな。それまではクラスの妖怪は食わない。完成したらいただくつもりなんだ」

( ;^ω^) 「じゃ、じゃあ・・・」

('A`)「僕とその霊力を生かして闘うか、どこか妖怪のいない所に逃げる、だ。しかしながら、後者は逃げ場なんてないけどな」

198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:18:42.54 ID:NRjnf9WV0
( ;^ω^) 「そんな・・」  ガシャーーーン!!

その時だった。窓から異形の生物が飛びこんできた。2mを超える生物は、腕が6本、阿修羅のような体格、そして顔をみるに少女のようだった。

(;゚ω゚)(ツッ、ツン!!!)

ξ#゚听)ξ(フシュル・・・フシュル・・・)「にっ、人間コロス・・・」

('A`)「こいつは・・・」

( ;^ω^) 「ぼっ、僕にやらせてくれお!!」

('A`)「何!?」

( ;^ω^) 「闘い方を教えてくれお!」

('A`)「わかったが、情けは死につながるぞ」

( ;^ω^) 「ダイジョブだお!!!早く教えるお!!!」

('A`)「・・・わかった!君の場合は、手に力を集める感覚をもって殴ればいい」

( ^ω^)「わかったお!」

ξ゚听)ξ「グオオオオオ!!!!」

ツンの咆哮が学校に響く。と、同時に、ツンはブーンに突撃してくる!


199 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:19:53.71 ID:NRjnf9WV0
(#`ω´)「おおおおお!!!!」

ブーンも突っ込み、ツンの巨体の死角に入りこむ!

ξ゚听)ξ「!?いない・・・」

(#`ω´)「おおおお!!!!!!」

メメタァ!

ブーンの拳から蛍の光のように輝き、ツンの脇腹を殴る。殴った箇所から煙が吹き出す

ξ゚听)ξ「グギャアアアアアアァアア!!!!!」

ツンは激痛に驚き、割れた窓から飛び出してしまった。

( ;^ω^) 「ツン・・・」

('A`)「初めてにしては中々だったな・・・君の性格は、日常では生かされないのかもしれない」

( ;^ω^) 「闘うのかお・・これからずっと」

200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/25(火) 23:20:30.82 ID:NRjnf9WV0
('A`)「そういう運命みたいだね。君も、僕も」

( ^ω^)「ツン・・・いつか必ず人間に戻すお。だからそれまでどうか・・・」

ブーンはもう日が暮れた校舎で、想う。
退屈な日常に終わりが訪れ、謎の青年ドクオとの出会いによって、ブーンの運命は捻れていく。

それは、ブーンにとって幸か不幸か・・・だれにもわからない。

おわり
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