106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/17(月) 18:54:30.40 ID:USv8Lrvy0
>>103乙だぜオイラも投下じゃ
題材生かしきれてないがきにスンナ

  ξ゚听)ξふたなりツンのケルナグール

ξ゚听)ξ 「…ナニよコレ…」

あまりの現実離れした状況に思わず呟く。
とにかく現状確認。
まず時刻、朝…OK
次に場所、自分の部屋。ベッドの上…問題なし
次に股間、テントが張っている…オールグリーン、健康な証拠である。

ξ゚听)ξ 「って、イヤイヤイヤイヤイヤ。ナニ冷静に認めてんのよ!」

動転しすぎて、一人でボケ&ツッコミをした。
少しだけ深呼吸をして、恐る恐るパンツをめくり上げ、確認して見る。

ξ゚听)ξ 「・・・・・・・・・・・生えてる」

そこには確かに、男性のシンボル・・・ティンコが発生していた。

ξ゚听)ξ 「うん、きっと夢ね…」

素早く自己完結をして、精神の安定を図ろうとする。
が、それを許さない朗々とした声が響く。

( ^ω^) 「ツーン。早く起きて学校いくお〜」

お隣さん家のブーンだ。声が聞こえる。

108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/17(月) 18:55:10.35 ID:USv8Lrvy0
声が聞こえるということは、おそらくここは現実。
現実ということは登校しなくてはいけない。

ξ゚听)ξ 「・・・・とにかく着替えなきゃ。」

慣れた手つきで寝巻きを脱ぎ、股間を見て再度ため息をつきながら
制服を着ていく。

( ^ω^) 「おーい、ツーン。」

ξ゚听)ξ 「急かさないでよ。今行くわよ。」


( ^ω^) 「・・・それでさ、ドクオが滑って川に落ちちゃってさ、釣りどころじゃなかったんだお」

ξ゚听)ξ 「・・・(どうしてこんなことになったのかしら?何か悪いものでも食べたのかしら)。」

( ^ω^) 「んで、ただでさえ、やる気なさそうな顔してるのに、水に濡れたせいで余計・・・」

ξ゚听)ξ 「・・・(昨日はショボンから飴貰って食べたけど、関係ないわよねぇ・・・)。」

( ^ω^) 「・・・ツン?」

Σξ゚听)ξ「・・へぁっ!?ナニ?」

( ^ω^) 「どうかしたかお?ボーとして・・・」

ξ゚听)ξ「べ、別にボーとなんかしてないわよ。」

109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/17(月) 18:55:31.71 ID:USv8Lrvy0

( ^ω^) 「?」

そうやって会話をしているとショボンが後ろから追いついてきた。

(´・ω・`) 「おはよう二人とも」
( ^ω^)   「おはようだお」
ξ゚听)ξ  「・・・おはよ」

(´・ω・`) 「ところでツン、何か体に変化は無い?」

クリティカルで思い当たるところがあったツンは、
叫んだ。

ξ#゚听)ξ 「お前かぁぁぁぁぁあぁぁっぁぁぁぁぁ!」

叫ぶと同時にツンの右掌底がショボンの顎をとらえる。

(´・ω・`) 「んがjkっ」

体勢を崩し仰向けに倒れたショボンを容赦なく殴り続ける。
殴られながらもショボンは冷静に説明をする。

(´・ω・`) 「うん、誤って許してもらおうとは思わな…がはッ!」
      「うん、昨日君に渡した飴の中にはね、『タオの実』というものが入っt…ゲフッ!」
      「食べると、その、下のほうのチカラがみなぎって…来るものなん…ちゃぶっ!」
      「まぁ、出来心で人間で試してみたいと思ったから、実行しました・・・」
      「悪気はあった、今は反省している。だが後悔はしていn・・・ぶべらっ!」


110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/17(月) 18:55:50.27 ID:USv8Lrvy0

ツンは殴りは止まらない。ひたすら「うわーんうわーん」といいながら、
もう返事をしないもショボンを殴り続けている。

( ^ω^) 「ショボンまたなんかやったのかお・・・」
     「相変わらずだお・・・まぁツンもちゃんと半殺しで止めるから死なないとは思うお」

あきれたようにブーンがため息混じりに呟いた。
ブーンは空を見上げて言った

( ^ω^) 「アーアー、神様聞こえますかお?」
     「今日の天気は変更です。『晴れ のち 血の雨』です。ご了承ください・・・だお」

そういって一方的な殺戮を止めるべく、ブーンは2人のほうに歩いていく。

( ^ω^) 「ほらほら。オマイラそろそろやめるお」

空は馬鹿みたいに晴れ渡っている。
何処までも高く、伸びるような『蒼』が
3人をいつまでも、いつまでも見下ろしていた。
                        完

inserted by FC2 system