329 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 18:43:53.68 ID:ZotZAVbV0
あなたは「もえる男」を知っていますか?

学校から帰ってきて真っ先にメールをチェックするとそんなメールが目に入った。

( ^ω^)「燃える男・・・? なんだおこれ、おもろそうだっぺ」

僕は何気なく開き、中の文を声に出して読み始めた。

( ^ω^)「もえる男とは・・・あれ?何も書いてないお」
(;^ω^)「ちょwwwwURL踏ませるつもりかwwwwwwドドインドインドイーンwwwwwwwww」

普段ならそんな危険なことはやらない。
でもその日の僕は好奇心を抑えきれず、ノートン先生を信じ、クリックしてしまったのだ。
そのURLを。

330 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 18:46:22.71 ID:ZotZAVbV0
( ^ω^)「黒い画面・・・ブラクラかお?」

試しに下にスクロールしてみる。

(^ω^)「自由形じゃないお」

冷房もつけてないのに部屋が寒くなってきたがそれがいい。
そう思いほうっておいた。

( ^ω^)「・・・・・・FLASH?何が始まるんだお」

それは、地獄、だった。

332 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:04:40.20 ID:ZotZAVbV0
( ^ω^)「地獄とか言っておけば期待してもらえるかもしれない」

な、なんなんだお・・・これは・・・・。

( ^ω^)「それは、そう、小学校かどこかの焼却炉のようだった」

あれ・・・?

(;^ω^)「漏れもしかして言ってることと思ってること逆だっぺか?」

これは失礼。とにかく、それは焼却炉のようなところだった。
しばらく見てみる。何も変化はない。
つまらないと思ってそのブラウザを閉じようとしたとき、それは現れた。

(´・ω・`)

どことなくションボリした少年が現れた。

333 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:05:14.90 ID:ZotZAVbV0
現れたが二つでテラクドス(;^ω^)

339 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:27:07.88 ID:ZotZAVbV0
(´・ω・`)「やれやれ、やっと網にかかってくれたね」

( ^ω^)「?」

(´・ω・`)「待ってたよ、この怪しさ満点のHPをここまで見てくれる暇人を」
(´・ω・`)「まさかブーン、お前だとは」

( ^ω^)「まさか、ショボン?」

嘘だ、ショボンは確か、小学生のころ・・・。

(´・ω・`)「そう、お前に殴り殺されたショボンだよ」
( ^ω^)「そ、そんな!あれは事故だっぺよ!!」
(´・ω・`)「そんな言い訳いらねっぺよ!!おらはあのときからここで・・・さんむすかったべ・・・・」
( ^ω^)「でもおら、もう東京だべ?」
(´・ω・`)「さあ、ゲームの時間だ」

341 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:30:38.74 ID:ZotZAVbV0
思えばPCに向かって会話をしているなんておかしなこと、
夢なのかもしれない。
でも僕にはそれが夢だとはとても思えなかった。

( ^ω^)「ゲーム?」
(´・ω・`)「そう、殺し合いさ」
( ^ω^)「ま、負けないお」
(´・ω・`)「ああ、お前はあのときのようにコンクリブロックを使って僕を殴り殺し」
(´・ω・`)「焼却炉に投げ入れればいいのさ」
( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
(´・ω・`)「お前を殺したらその身体は僕がもらってやるだっぺ」
( ^ω^)「はいはいドドインドインドイーンドドインドインドイーン」
(´・ω・`)「素直にワロスって言えよwwwwwwwwwwwwwwww」
( ^ω^)「さあ、ばとうの時間だ!!」

344 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:42:09.75 ID:ZotZAVbV0
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1147945429/l50


これだな

345 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:43:23.18 ID:ZotZAVbV0
その瞬間、僕はあの時、あの時間に引き戻される。

(´・ω・`)「やあ、小学生のブーン、お久しぶり」
( ^ω^)「漏れも暇じゃねんだっぺ、早く終わらしてやるさー」
(´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
( ^ω^)「それでもぉ!!」
(´・ω・`)「人という字は支えあっているのだよ!!!!」
( ^ω^)「僕にはぁっ!!!」
(´・ω・`)「人が数多持つ予言の日だ!」
( ^ω^)「そんな大人…修正してやるー!!」
(´・ω・`)「君の歌は好きだったがね!だが世界は歌のように優しくはない!」
( ^ω^)「それでも僕は・・・守りたい世界があるんだーッ!!!!」
(´・ω・`)「ブーン・・・・お前は・・・俺の・・・・・」

僕はまた、ショボンを殺した。

347 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:49:03.85 ID:ZotZAVbV0
( ^ω^)「でも・・・これでいいのかお?」

そう言っているうちに、部屋に戻っていた。

( ^ω^)「お、まだFLASH続いてるお」

それは、真実だった。

<ブーン達が戦ってる最中、物陰>

('A`)「ハァハァ、あいつらこんなところで・・・ハァハァ・・・たまらんちん・・・」

シュッシュッ

('A`)「・・・お、ブーンが勝ったのか・・・?」
('∀`)「へへ、いなくなっちまいやがった・・・」

348 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:52:06.99 ID:ZotZAVbV0
('A`)「ショボン、生きてるか?」
(´・ω・`)「・・・・・ううっ・・・」
('A`)「へへ、生きてんじゃん」
('∀`)「じゃあ、ちょっとくらいハメてもいいよな?」

ギシギシアンアン

('A`)「ふう、よかったぜ、ほら、舐めろよ」
(´・ω・`)「・・・・ぁ・・・・・」
('A`)「もう死にそうだな、よし、ここに入ってろよ」
(´・ω・`)「・・・・・・・・・・・・・」
('A`)「死んだか?じゃあ火葬火葬っと」

ドクオは、ショボンを焼却炉に投げ込み、火をつけた。

('∀`)「ごちそーさん、よかったぜ」

349 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:54:22.12 ID:ZotZAVbV0
(;^ω^)「そ、そんな・・・・ドクオ・・・・・・・・・・・・」

ドクオとは今も連絡を取り合っている、親友だ。
彼がこんなことするなんて・・・。

('A`)「おい、誰か見てんのか?」

画面内のドクオがそんなことを言い出すのと同時に電話がかかってくる。

(;^ω^)「・・・・・・・・ドクオ・・・・・!!!!!!」


('A`)「おい、何見てんだよ」

( ^ω^)「あ、あ、あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


目の前が真っ暗になった。

350 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/05/18(木) 19:58:54.54 ID:ZotZAVbV0
( ^ω^)「はっ」

汗でぐっしょりとしたベットから身体を起こす。
あれは・・・夢?

ドンドンドンドン!!

( ^ω^)「な、なんだお!?」

('A`)「おーいブーン、遊ぼうぜー?」

( ^ω^)「ど、ドクオ!?」

('A`)「ハァハァ、ブーンたん萌えー」

( ^ω^)「う、うわああああ、か、帰れお!!!!!!!!!!!」

('A`)「ハァハァ、ハァハァハァハァ!!!!!!!!!」

ドンドンドンドン!!ドカッドカッドッ・・・

もろいアパートの扉は、ドクオのぶつける何かでみるみるひしゃげていく。

('A`)「ブーン、みーつけた」

ドクオの手が、入ってきた。


お終い♪(*ノωノ)
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