394 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/15(土) 02:09:22.13 ID:TqcrMYt+0

<ヽ`∀´>「ホルホルホル!! 今日も頑張ったニダ!!」

彼の名前はニダー。
キムチに寄生虫騒動のニュースを見てから、日本の食品に寄生虫の卵を混入する毎日である。

今日もスーパーに出向いて豆腐の蓋を開け、エキノコックスの卵を入れてきたのである。
蓋が開いてる豆腐は誰にも購入されずに廃棄処分となったが、彼は知る由もない。

<ヽ`∀´>「頑張ったら腹減ったニダ。コンビニでなんか買って帰るニダ」

<ヽ`∀´>「から揚げ弁当、君に決めたニダーッ!!」

近所のコンビニで弁当とお茶を購入。
ご機嫌で一人暮らしのアパートに帰ってきた。

395 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/15(土) 02:10:39.42 ID:TqcrMYt+0

<ヽ`∀´>「これっくらーいの、おべんとばーこに、テッポドーンテッポドーン10個詰ーめて」

彼のテーマソングを口ずさみながらペットボトルの蓋を開け、から揚げ弁当とご対面。

<ヽ`∀´>「あけーた瞬間……ん?」

箸でつまみあげたから揚げに、ひょろひょろとした紐がくっついていた。
それが一人でに動く。箸で揺らしてもないのに動く。

<ヽ`∀´>「虫が入ってるニダ……」

目の前にかかげたまま硬直。
震える指でそーっとティッシュに移そうとした瞬間。

「待て!! 待てって!! 殺さんといてや!!」

<ヽ`∀´>「!!」


396 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/15(土) 02:14:09.95 ID:TqcrMYt+0

「いや〜あんた初対面から虐殺かいな!! 冗談きついでしかし!!」

<ヽ`∀´>「虫がしゃべったニダ!!」

「おいどんは虫じゃないぞな!! ちゃんと名前があるけん!!」

<ヽ`∀´>「な、名前……!?」

「ふっふっふ……聞いて驚くなチンカス!! 俺の名は……」

時は西暦2006年。
これは涙なくして語れないお話。
ニダーと寄生虫の、心温まる感動のストーリーである。

〜打ち切りエンド〜
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