628 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 08:26:16.12 ID:ZNSEaTr50

寝苦しくて目が覚めた。

寝汗がひどくて気持ち悪い。

首筋に手をやりながらクーラーをつけた。

覚めきらない頭のままタバコに火をつける。

深く肺に満たした煙を吐き出し、タバコの灰を落とそうとしたその時。


誰かが後ろに立っているのに気づいた

629 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 08:26:52.99 ID:ZNSEaTr50

(;^ω^)「だ、誰だお!!」

大声で叫んだつもりだった。

言葉は喉を通りかけて詰まる。

息も忘れて背後の気配に集中した。

動かない。僕も動けない。

タバコの灰が落ちた。

ソレを合図に僕は思い切り振り向いた。

630 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 08:27:49.57 ID:ZNSEaTr50

(lli゚ω゚)「 」

寝苦しくて目が覚めた。

寝汗がひどくて気持ち悪い。

……なにかひどい夢を見ていたような気がする。

首筋に手をやろうとして気づいた。

横向きに寝ている僕の後ろに、寄り添うようにして呼吸をする女がいる。

そんな馬鹿な。

僕の背中は壁にぴったりくっついている。

背後にそんなスペースがあるわけがない。

631 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 08:37:30.49 ID:ZNSEaTr50

それでも僕は振り向いた。

振り向いたさきにあるモノを知って、僕はすぐに後悔した。





ξ゚(ry










長い間ご愛読ありがとうございました!!
ID:ZNSEaTr50の次回作にご期待ください!!

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