12 キムタク風 sage New! 2006/07/11(火) 00:09:12.67 ID:DaTi9cM4O

ﾃｸﾃｸ

(´･ω･｀)「いい天気だねぇ、ドクオ」

('A`)「まぁな。
……それで、今日はどんなモテモテ作戦なんだ？」

(´･ω･｀)「ふふっ。相変わらずの早漏だね」

(;'A`)「早漏じゃねーよ」

(´･ω･｀)「まぁいい。
今日の作戦は、小説家で行こうと思うんだ」

('A`)「小説家ねぇ……。
確かに当たればでかいし、頭良さそうに見えるかもな」

(´･ω･｀)「うん。
作品の為なら薬も許されるし、最期はナオンと入水自殺か心中だよね。
じゃあ、早速書いてみようか」

13 キムタク風 sage New! 2006/07/11(火) 00:10:30.09 ID:DaTi9cM4O

(;'A`)「え……ここで書くのか？
っていうか俺小説なんて書いた事ないぞ？」

(´･ω･｀)「これだから童貞は困る。
それなりの格好して適当な事を難しく書けばいいのさ」

(;'A`)「作家に怒られるぞ、お前」

十分後

(´･ω･｀)角川文豪

('A`)魔界塔士作家

(´･ω･｀)「うん、完璧だよ。
これで道行くナオンは僕達のモノさ」

(*'A`)「そうかな……？」

(´･ω･｀)「それより作品を見せてくれないか。
批評してやろう」

('A`)「……あぁ。頼む」

(´･ω･｀)「――あー。
君の作品はダメだから詩を書きなさい。詩を」

(;'A`)「すごいアドバイスだな。
詩人だって楽だから書いてるわけじゃないだろうに」

14 キムタク風 sage New! 2006/07/11(火) 00:11:12.40 ID:DaTi9cM4O

(（ (*ﾟーﾟ) ﾃｸﾃｸ

(´･ω･｀)「おっと、君のつまらない作品に気を取られている内にナオンが」

('A`)「欝だ死のう」

『はーい、お嬢さん止まってくださーい』

Σ(ﾟ―ﾟ*)「ん？」

(´･ω･｀)「どうも、角川文豪です。
僕の新作、『部屋とワイシャツとクセモノ元木』は読んでくれましたか？」

15 キムタク風 sage New! 2006/07/11(火) 00:11:56.25 ID:DaTi9cM4O

部屋とワイシャツとクセモノ元木

元木はうだつのあがらない巨人の万年ベンチ。
だが、北朝鮮の動向と王監督の容体悪化の為に彼は部屋にワイシャツを脱ぎ散らかす。
それに激怒した今岡とのヒューマンスクランブル。
人間交差点。

(;ﾟーﾟ)「あ、の……。
私急ぐので……」

(;´･ω･｀)「あ、じゃあ僕の構想中の作品、聞きたい？
聞きたいよね？」

ファイナル・ファンタ爺

時は江戸。
大奥の泥沼恋愛模様に喝を入れんとする老中。
だが、若い彼女等は聞こうとしない。
巨人の元木もゲスト出演するヒューマンスクランブル。
人間交差点。

(;ﾟーﾟ)「ちょっ！やだぁ!!誰かぁ！」

(;'A`)「あのバカ。
……あ」

16 キムタク風 sage New! 2006/07/11(火) 00:13:14.18 ID:DaTi9cM4O

『何してんだゴルァ!!!』
(´･ω･｀)「え？」

(;ﾟーﾟ)「あ……ギコ君」
(＃ﾟДﾟ)「……」

(;´･ω･｀)「あ、の……ちがうですよ？
あそこの魔界塔士が全て……
――はい、いませんね」

(＃ﾟДﾟ)「死ね」

ギャアアァァァ!!

(;'A`)「あの、今日は悪かったな……」

(;メ´ﾟωﾟ｀;)ノシ　〜ф

(;'A`)「……何でこいつ死なないんだろ？
マジで宇宙人だったりして」

終わり