573 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:09:34.76 ID:4dtmlo0E0
ξ#゚听)ξ「まったく、何なのよあいつ! 最強が聞いて笑わせるわ!!」

噂を聞きつけて、わざわざ隣国から訪ねてきたというのに。
現実は、ツンの想像とは大きくかけ離れていた。

( ^ω^)「うはwww俺が『最強のモンスターハンター』ってwwwmjdwwwwww」

陽も高いうちから、さびれた酒場の片隅に根でも生えたように居座り、クダを巻いている男。
巷で言われているような、凄腕のモンスターハンターだとはとうてい思えなかった。

( ^ω^)「まぁ、どうしてもっていうなら、一緒に行ってやってもいいお? そのかわり……」
ξ゚听)ξ「……なに?」
( ^ω^)「ニヤニヤ」

男の視線は、ツンの綺麗な顔と、豊満な胸との間を行ったりきたりしている。

( ^ω^)「世の中ギブアンドテイクだお?」
ξ#゚听)ξ「……っっっざけんなボケェ!!!!」

意図を察した彼女の背中から、疾風のような勢いで長剣が抜き放たれた。
銀色の輝きが一閃し、わずか一秒の間に元の鞘におさめられる。
ツンの立ち去った後には、男の死体。

ξ#゚听)ξ「私の剣の錆にしてあげただけでも、ありがたく思いなさいってのよ。まったく」

熱血気質のツンには、あんなやる気のない男と自分が同じ職業というだけでも許せなかった。
憤慨しながら街を出たツンは、ひとり森の奥へと突き進んでいく。
しかし、頭に血の昇った彼女は、こっそり後をつけてくる気配に気づいていなかった。

( ^ω^)「いい腕してるけど、あんな程度でこの俺は倒せないおwww」

574 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:11:58.36 ID:4dtmlo0E0
目ざす廃墟は、まだまだ先だ。
日も暮れかけてきたので、ツンは休むことにした。
手頃な木の根元に座りこむ。地面に横になったのでは、不意の襲撃への対応が遅れるからだ。
これなら背後からの攻撃を防ぐこともできる。
軽く食事をとった後、愛用の剣を胸に抱き、木にもたれかかって、ツンは眠りについた。

夜中。
ふと、違和感に気づいてツンは目を覚ました。

ξ゚听)ξ「……何……?」
ξ゚听)ξ「!!!」

誰かの手が、服の隙間から入り込み、ツンの胸を揉んでいる。

ξ;゚听)ξ「な……ちょっと……!!」
(    )「フヒヒwww巨乳だおwwwww」
ξ゚听)ξ「そ……その声!」

耳許でハァハァと繰り返す合間に聞こえた声には、聞き覚えがあった。
ツンはすかさず膝の上の剣を掴む。
刀身が月光を弾くやいなや、ツンの胸を掴んでいた腕は一瞬で切り落とされた。
転がるようにして、ツンは背後の男から離れる。

ξ#゚听)ξ「あんた、死んだはず……」
ξ;゚听)ξ「……えっ?」

振り向いたツンは目を疑った。
そこには、誰もいなかった。

575 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:12:44.76 ID:4dtmlo0E0
ξ;゚听)ξ「……夢……?」

さっきの場所から、少し離れたところでへたりこむツン。
狐につままれたような面持ちで、自分の胸元を見おろした瞬間。

切断され、まだ服にひっかかっていた男の腕。
それが姿を変え始めたのだ。
腕はみるみる縮んでいき、月明かりだけではよく見えないが、クルミの実のような形になった。
それが、ツンの胸元から服の中に転がり落ちる。

ξ;゚听)ξ「ちょっと……やだ!」

慌てて手を突っ込んで取ろうとするが、実はどんどん下の方へと入っていく。
まるで、意思を持っているかのように。
いや、意思があるとしか思えない。
でなければ、転がり落ちていった木の実がちょうど股間のところで止まり、
パンツ越しにツンの秘部を愛撫するように動きはじめた事の説明がつかない。

ξ///)ξ「ど、どうなってるの?! あっ……いや……ぁあん!」

優しく転がすように、時にぐいぐいと押しつけられるように刺激される。
モンスター退治に明け暮れ、セクロスどころか恋をする暇もなかった女冒険者は、
初めて味わう快感に、びくびくと身体を震わせた。

(    )「フヒヒwwwwww」

その時、また聞き覚えのある笑い声が響いた。

576 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:13:25.13 ID:4dtmlo0E0
( ^ω^)「ずいぶんと気持ち良さそうだお?」
ξ///)ξ「!!!」

さっきまでツンがもたれかかっていた木の幹に、あの男の顔が浮かび上がっている。

ξ゚听)ξ(樹木系のモンスター……ドライアード!)

反射的に、ツンはかたわらの剣を掴み上げると、目にも止まらぬ勢いで一直線に投じた。
ドライアードの弱点は眉間。狙いは完璧。
だが、突き刺さる寸前、剣は落ちてきた木の枝にあえなくはたき落とされた。

ξ;゚听)ξ「くっ……!」
( ^ω^)「おっおっおっ、怖い女だおwwww」

木に浮かび上がった顔は、たいして怖くもなさそうに笑う。

( ^ω^)「そんな怖い顔じゃなく、もっと違う表情を見せてみろお?」
ξ///)ξ「なにを……あっ、いやっ……!!」
( ^ω^)「どうみても嫌がってるようには見えないお?」
ξ////)ξ「そ、そんな事な……あぁん、あ、やんっ、あっ、はうっ……!!」

否定しようとしたツンの言葉を遮るように、木の実の動きが強くなる。
逃れたければ、このいまいましい木の実を掴んで投げ捨てればいいだけだ。
頭ではわかっているが、快感に囚われた身体は思うように動かない。

ξ///)ξ(やだよ……こんなの……好きな人どころか、モンスターにこんな目に遭わされるなんて……!)
ξ///)ξ(だけど、今こんなとこでやめられたら……!!)

577 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:14:09.20 ID:4dtmlo0E0
「嫌がってるように見えない」というドライアードの言葉を、否定しきれない。
それでも、認めるわけにはいかない。
ツンは必死で唇を噛み締めるが、絶え間ない責め苦に、こらえきれない声が漏れる。

( ^ω^)「本当は、やめてほしくないんだお?」
ξ////)ξ「ちが……っあぅ!あぁっ!!」

パンツの脇から、木の実が入り込んだ。
でこぼこの固い表面に直接刺激され、全身に電流が流れたような快感が走る。
耐えきれず、ツンは無意識のうちに自らの胸を掴んでいた。
しまった、と思った時にはもう手遅れ。
自分の手を抑えることすらできず、ツンは己の胸を強く揉み始めた。

ξ////)ξ「あぁ……っ!はぁ、はぁ、はうっ、ひぁっ、あぁん……!!」

快楽の虜になりつつある女冒険者を、ドライアードは嬉しそうにひとしきり眺めた後、わざと責めを弱くした。
ツンに、言葉を発する余裕を与えるために。

( ^ω^)「気持ちいいお?」
ξ////)ξ「……!!」

ツンから、否定の言葉は聞かれない。いや、言えるわけがない。

( ^ω^)「木の実なんかでイキそうになって、あげく自分で自分の胸揉んで……とんだあばずれだお」
ξ////)ξ「う……うぅ……」
( ^ω^)「お前みたいないやらしい女は、冒険者でもなんでもないお。ただの雌豚だお」

罵倒されても、ツンに言い返せるはずもなく。
今こうして、責めを中断されているのすら辛いくらいなのだ。体中がさらなる快感を求めて疼いている。
「お前は冒険者じゃない、雌豚だ」というドライアードの言葉を否定する事もできず、ツンの瞳が屈辱にうるんだ。

578 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:14:53.44 ID:4dtmlo0E0
( ^ω^)「さてと、雌豚。次はどうして欲しいお?」
ξ////)ξ「……あぅ!」

返事を促すように、木の実がゆるやかに動く。
待ち焦がれていた刺激に、ツンの全身がびくりと跳ねた。

( ^ω^)「ほら、素直に言うお。何も恥ずかしがる事はないお」
ξ////)ξ「っ……はぁ……ん……」
( ^ω^)「正直に言うまで、ずっとこのままだお?」

言ってしまったら、何かを手放すことになる。
冒険者としての誇り。女として、人間としての尊厳。
わかってはいたが、今のツンには、ドライアードの声に逆らう術はなかった。

ξ////)ξ「……も……もっと……」
( ^ω^)「もっと? もっと何をどうしてほしいんだお?」
ξ////)ξ「やっ……も、じらさないで、あっ、ん、も、やだ……お願い……」

震える唇で、ようやくそれだけをつぶやいたツンの両眼から、涙がこぼれ落ちた。

( ^ω^)「……まぁいいお。それで合格にしてやるお」
ξ////)ξ「……!!」

弾かれたように、ツンが顔を上げる。
屈辱と絶望、そして歓びと期待に満ちたその視線の先。
先端から樹液を滴らせた、人間のペニスそっくりの形をした突起が、木の幹から鎌首をもたげていた。

( ^ω^)「……さあ、こっちに来るお」

579 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:16:13.03 ID:4dtmlo0E0
がくがくと震える身体を引きずり、這うようにして、ツンはドライアードに近寄る。
思うように動かない手で、どうにかベルトを外し、ズボンを脱ぎ捨てる。
すっかり濡れたパンツは、膝まで下ろすだけで精一杯だった。
動かなくなった木の実が転がっていくが、ツンは気にしない。心はすでに、目の前の突起に奪われている。

ξ////)ξ「はぁ……はぁ……っあ、あぅ……」

木の幹にすがりながら、ツンは立ち上がった。
片腕で木の幹を抱き、もたれかかるようにして、豊かな胸を押しつける。
ドライアードの顔は、ちょうどツンの胸のあたり。

( ^ω^)「フヒヒ、いい感触だおwwwww」
ξ////)ξ「ぁん……し、喋らないで……」
( ^ω^)「把握した」
ξ////)ξ「……っ、ひゃうっ!あっ、あぁん……」

胸元で喋られ、くすぐったさと快感の間でわずかに身をよじらせたツンだったが、
不意に乳首をしゃぶられ、鋭い快感にひときわ高い嬌声が漏れる。
もう声を我慢する事もなく、あえぎながらツンは空いた手で幹をまさぐる。
樹液を滴らせた突起を探し当て、先端を己の秘部にあてがった。

ξ////)ξ「はぁ、はぁ……ん……」

荒い息を無理矢理抑え、心を決める。
そして、突起を受け入れるべく、ゆるゆると腰を降ろし始めた……

580 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/16(日) 01:18:02.49 ID:4dtmlo0E0
……次の瞬間。

ドライアードの眉間を、剣が貫いていた。

ξ;゚听)ξ「……はぁっ、はぁっ、はぁ……」

( ^ω^)「  」

尻餅をつくように、ツンは後ろに倒れ込む。
何が起こったのかさえわからないままだったのだろう。
「モンスターを狩る者」ではなく「モンスターを狩る者を狩る者」だったドライアードは表情を歪めもせず、事切れていた。

ξ゚听)ξ「……今度こそ、剣の錆になってもらったわよ」

ツンの打った大博打。
胸を押しつけて視界を奪っておいて、最後の瞬間、木の根元に落ちている剣を強く踏みつけて跳ね上げ、掴み取る。
普段のツンなら苦もなくこなせるはずの一連の動作は、今回ばかりは思うように動けないハンデがある分、心もとなかった。
しかし、結果はツンの勝ち。

ξ゚听)ξ「誰が雌豚だって……? なめんじゃないわ。あたしは冒険者よ」

持て余していた快感は、モンスターを倒した直後の興奮にまぎれて、ほとんど消え去っていた。

だが、博打というのはそう何度も使えるものではない。
この先の廃墟を目指すツンは、まだ知らなかった。

(´・ω・`)('A`)( ゚∀゚)川 ゚ -゚)(*゚ー゚)「……」

この森の、さらなる深部。
ドライアードの宿る樹が、まだまだ数えきれないほど生えている事を。
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