147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/07/07(金) 22:55:13.85 ID:37N2Vksj0

七夕、それは年に一回、織姫と彦星が会うことが許された日。
…そして一年前に某クソドラマが始まった日でもある。

「…時の流れは速いお…」

この間まで冬だったのに
気づけばもう七夕だ。

子供の頃はそんな事感じなかったのに
大人に近づく度にそう感じる事となる。

…それに…七夕の日に限って曇りの日が多いから残念だ。

「今日は曇ってるから…織姫と彦星会えないお…」

星の見えない曇った夜空を見上げながら、内藤は一人呟いていた。

…果たして、晴れた七夕の日は来るのだろうか?


148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/07/07(金) 22:55:38.47 ID:37N2Vksj0

「ブーン、一緒に…お風呂入らない…?///」

ベランダで眺めている内藤の後ろに
恋人のツンが立っていた。

現在付き合っている関係だ。

「うん、良いお」

「べ、べつにあんたと入りたい訳じゃないんだからねっ!///
 い、一緒に入ったほうが節約になるだろうから…///」

「はいはいww」

内藤の願いは、ツンとずっと一緒に居られる事だ。

…願い事を書いた笹をベランダに置いて
もうすぐ日付が変わろうとしていた時の事でした。



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