105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/07/07(金) 22:21:21.35 ID:lFyPBwVY0
スペインの一地方。マニョルカ島に、一人の男がいた。
その男、名をばショボンといい、酒を売りて、よろずの事に使いけり。
彼の生まれはカタルーニャ州。地域柄か、はたまた彼自身の性格か、
他のスペイン人のように騒ぎハシャグ事を良しとせず、日々を真面目に過ごしていた。

(´・ω・`)「……いらっしゃいませ。」
( 'A`)「…バーボン一つ。」

彼のことを「けちけちした働き蜂」と陰口を叩く者もいたが、彼は気にしていなかった。
“何故か”そう言った輩は不慮の事故で死ぬ事が多かったからだ。
彼が経営するバーは、繁盛しているとまでは言わないが、日々を生きていく程度には客も来た。

( 'A`)「…ここに来ると落ち着く事ができるよ。」
(´・ω・`)「………。」

このような時、ショボンは余計な事は言わない。
客が一時でもいいから俗世の事を忘れられる空間を作る。それが優秀なマスターの条件だと信じているからだ。

( 'A`)「……またそのバッグを持ってるのかい?」
(´・ω・`)「ええ…肌身離さないようにしてますから…。」

彼はある頃から、一つだけ奇妙な事をしていた。いや、奇妙とは言い過ぎかもしれない。
彼は、その手にエコイストという、お菓子などの包み紙をリサイクルしたハンドポーチを携帯していた。
キラキラとしすぎていて、客の中には店のふいんき(ryと合わないと言う者もいたが、次第にそういうものかと納得した。
最後まで納得しなかった者は不慮の事故で死んだ。享年27歳。速すぎる人生からのリタイアだった。

106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/07/07(金) 22:21:55.45 ID:lFyPBwVY0
(;^ω^)「た!大変だお!!」
(;'A`)「そりゃ大変だ。」
(;^ω^)「まだ何も言って無いお!」
(´・ω・`)「…騒ぐな…ぶち殺すぞ?」
(;^ω^)「もうしわけありませんだまりますからそのふりあげた酒瓶をどうかおろしてください。」

ショボンは天井に届かんばかりまで高く上げたピンドンを降ろす。
なんでピンドンをチョイスしたかは謎だ!

( 'A`)「んで、命をとして伝えようとした用事はなんだよ。」
(;^ω^)「いやw命ってww…そうだお!たいへ……
(´・ω・`)「………………………………………………………………………………。」
(;^ω^)「……北の国の方から照準を間違えて天丼ならぬてぽ丼が飛んできました。
     とても危険ですので早く逃げましょう。ご静聴ありがとうございました。」
(;'A`)「な!」
(゚´ω`゚)「なんだってぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!!!!!!!!!」
(;'A`)「……………………。」
( ^ω^)「キメェwwwww。」

コキャ

ブーン。享年25歳。“不慮の事故”で死亡。嵐のような人生を生きた……。

(;'A`)「そんなことより早く逃げようぜマスター!」

よくある事なので彼の死も“そんなこと”でお終いだった。

(´・ω・`)「…いや…遂に僕の力を使う時がきてしまったようだ…。」
(;'A`)「な、なにを?」


107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/07/07(金) 22:22:26.28 ID:lFyPBwVY0
彼はおもむろにエコイストから一本のビンを取り出す。
そして全身裸体となり、その鍛え上げられた体を、そそり立つ物を惜しげもなく見せ付ける。

(;'A`)「ちょw何やってんの!?」
(´・ω・`)「いいこと思いついた。お前俺のケツの中にこの酒入れろ。」
(;'A`)「えーっ!?おしりの中へですかァ?」

そう言って取り出された酒瓶をドクオは受け取る。
そして……渾身の力を籠めて挿入!!!!!!!

(´゚ω゚`)「アッー!」

涙と涎と何かそれっぽい液をばんばん噴出しながら叫ぶショボン!
差し込まれたビンの中の酒が!ショボンのケツの中を通り体中に行き渡る!!
突然!!彼のアソコが眩い光りを発する!!!!!

(;'A`)「うおっまぶしっ」

彼は、以前一度だけ行方をくらませた事があった!
緑色をした槍を持った蟻達に拉致されたのだ!!奴らはショッカーのスペイン支部の者達だった!!
ショッカーの皆さんによってアソコを改造されたショボンは!
ある以上のアルコールを摂取すると変身する体になっていた!!!
別にケツから取り入れる必要は無い!!!ただの趣味だ!!!!!

109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage New! 2006/07/07(金) 22:23:04.58 ID:lFyPBwVY0
(    )「FUHYUUUUUUUUUUUUUUU…………。」
(;'A`)「あっ、あっ…。」
(´・ω・`)「………。」
(;'A`)「何も変わってねーーーーー!!!!!」
(´・ω・`)「何を言う。立派なスパイダーマンだ!人を外見で判断するのは止したまえ!!」
(;'A`)「えっ、いや外見とかそういう問題じゃ……。」
(´・ω・`)「何を言うか!ちゃんと百万馬力も出せるし、マッハ5をマークする加速装置もある!
      極めつけは四次元空間へと繋がる摩訶不思議な袋だってある。フリーザにだって負けん!!」
(;'A`)「またゴチャゴチャと出してきやがって…。」

ショボンはドクオの言葉を無視して外に出る。全裸で。

(´・ω・`)「…安心したまえ。不埒なミサイルは私が叩き返して見せよう!!」
(;'A`)「あんたも十分不埒だと思うけど…。」

そうこうしてる内にてぽ丼は既にショボンの上空5mまで来ていた。
ショボンはその内的エネルギーを魔力に換算して解き放つ!暴走した魔力が爆発を起こす!

(´゚ω゚`)「WRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!
(*'∀`)「おーっと!!ショボン打ち返したーー!!これは大きい!大きい!!
     入るか?入るか!?入ったー!!逆転サヨナラホーーーーーーーーーームラーーーーーーーーーン!!!!!」
(´・ω・`)「………失敗した。」

てぽ丼は上に真っ直ぐ上がり、そのまま落下して皆死んだ。

これぞ週末思想!!
inserted by FC2 system