191 1/15 New! 2006/07/01(土) 13:48:53.50 ID:4VYFjpB30
( ^ω^)がエージェントになったようです


( ^ω^)「今日から僕もやっと第一線で活躍できるお」

ブーンは軍の特殊工作員養成アカデミーを卒業し、本日付けで軍の特務機関
VIPに配属されることになった。

( ^ω^)「失礼しますお」

扉をノックし部屋に入るブーン。

( ゚∀゚)「おっ来たか。君がブーンだな?私がVIP長官のジョルジュだ」

( ^ω^)「はっ!ブーンでありますお」

( ゚∀゚)「うむ。アカデミーの教官とは戦場を共にした仲でな。
     君のこともよく聞いている。なんでもかなり優秀な成績で
     卒業したらしいじゃないか」

( ^ω^)「それほどでもないですお」

192 2/15 New! 2006/07/01(土) 13:50:44.98 ID:4VYFjpB30
( ゚∀゚)「だが・・・」

( ^ω^)「?」

( ゚∀゚)「私は自分の目で判断しないと気がすまない性質でな。
     君をテストさせてもらう」

( ^ω^)「テストですかお?」

( ゚∀゚)「そうだ。ついてきたまえ」

ブーンはジョルジュに案内され、地下の狙撃演習場らしき場所に来た。

( ゚∀゚)「エージェントにとって大切なものはなんだと思うかねブーン?」

( ^ω^)「任務を確実に遂行することですかお?」

( ゚∀゚)「確かにそれもある。だがもっと大事なのは、その前提となる強い意志、非情さだ。
     それを今から試す」

ジョルジュが指を鳴らすと目隠しをされ、腕を後ろで縛られた男が連れてこられた。

193 3/15 New! 2006/07/01(土) 13:51:52.26 ID:4VYFjpB30
( ゚∀゚)「こいつは敵国のスパイだ。君にコイツを殺してもらう」

(;^ω^)「お・・」

( ゚∀゚)「そう心配するな。君はまだ場数を全く踏んでいないだろう?
     私が手本を見せるからよく見ておくんだ」

( ^ω^)「はいですお」

ジョルジュは男に銃口を向けた。

( ゚∀゚)「何か言い残したことは無いか?」

<ヽ`∀´>「・・・・ないニダ」

( ゚∀゚)「そうか」

演習場に乾いた銃声が響く。スパイは力なく崩れ落ちた。


194 4/15 New! 2006/07/01(土) 13:53:49.14 ID:4VYFjpB30
( ゚∀゚)「ブーン、次は君がやるんだ。私のやった通りにするんだぞ」

( ^ω^)「まかせてくださいお」

ジョルジュの合図で再びスパイが連れてこられた。
ブーンは男に銃口を向ける。

( ^ω^)「何か言い残したいことはあるかお?」

<ヽ`∀´>「あるニダ・・・・」

( ^ω^)「そうかお」

辺りに銃声が響き、ニダーの頭は弾けとんだ。

(;゚∀゚)「ちょwwwwwwwwwwwお前テラヒドスwwwwwwww」

( ^ω^)「お?言われたとおりにやりましたお」



195 5/15 New! 2006/07/01(土) 13:55:39.71 ID:4VYFjpB30
(;゚∀゚)「(むぅ・・・・恐るべき非情さだ。ただの天然なだけかもしれんが・・・
      オラワクワクしてきたぞ)」

( ゚∀゚)「よし、テストは合格だ。君にはさっそく任務についてもらう」

( ^ω^)「wktkだお」

( ゚∀゚)「先日、日本が高性能新型爆弾 『OPPAI』 を製造しているという情報が入った。
      君の任務はその秘密製作工場に侵入、爆弾を破壊することだ」

( ^ω^)「支援はどうなるんですお?」

( ゚∀゚)「このミッションは敵地で、しかも秘密裏に行われる。
     つまり支援は期待しないでもらいたい。武器も食料も
     現地調達だ」

(;^ω^)「まさにワンマンアーミーかお・・」

( ゚∀゚)「だが現地への降下は我々がサポートする。その点は安心してくれ」

( ^ω^)「把握したお」

こうして、ブーンは日本へ降り立つこととなった。



196 6/15 New! 2006/07/01(土) 13:59:03.52 ID:4VYFjpB30
ここはジェット機内、ブーンは降下準備をしていた。
ジョルジュから無線が入る。

( ゚∀゚)『気分はどうだブーン?』

( ^ω^)「最高にハイってやつですお」

( ゚∀゚)『そうか。ではそろそろ降下作戦を行う。
     ハッチに向かってくれ」

ハッチがゆっくりと開く。するとものすごい風が吹き込んできた。
かなりの高度を飛んでいるらしく地上の建造物が点に見えるほどだ。

( ゚∀゚)「よし、いよいよ任務開始だ。最後に合言葉を確認しておく」

( ^ω^)「はいですお!」

( ゚∀゚)「愛国者は・・・・・?」

    ∩
(^ω^)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

( ゚∀゚)「よぉし!鳥になって来い!」

⊂二二二( ^ω^)二⊃「ブーーーーーーーーン!」

ブーンは大空へと羽ばたいた。

197 7/15 New! 2006/07/01(土) 14:00:11.37 ID:4VYFjpB30
その頃、日本のとあるアパートでは

('A`) 「あぁ〜あちぃ〜〜窓あけるか」

ドクオは窓を開けた。

('A`) 「あんまり変んないな。やっぱクーラーないときついよな・・・
    これだから日本の夏は嫌いなんだよ・・」

ドクオがぼやいていると空から何か降ってきた。
その物体はガサガサガサと激しい音をたて、木に引っかかった。

('A`)「うおおお!!なんだ!?」


          ヽ / /⌒\
         /ヽヽ|/⌒\ii|\
       / /ヾゞ///\\|
       |/   |;;;;;;|/ハ \|
             |;;;;//⌒ヽ
             |;/( ^ω^)
.           |{ ∪  ∪
             |;;ヾ.,____,ノ
             |;;; |
             |;;;;;|
             |;;;;;|


('A`)「・・・・・・・・・・・・・」

198 8/15 New! 2006/07/01(土) 14:02:40.17 ID:4VYFjpB30
(;^ω^)「長官、木に引っかかったお。指示をくれお」

('A`) 「・・・・・・お前なにやってんだ?」

(;^ω^)「うっ!!さっそく見つかったお」

('A`)「はあ?かくれんぼでもしてんのか?」

( ^ω^)「それは言えないお」

('A`)「フーン。じゃあずっとそうしてろ」

窓を閉めようとするドクオ。

(;^ω^)「アウアウ!待ってお!下ろしてお!」

('A`)「ったく・・しょうがねーな」

199 9/15 New! 2006/07/01(土) 14:04:34.68 ID:4VYFjpB30
下ろしてもらったブーンはドクオの部屋に入れてもらった。

( ^ω^)「助かったお。でも礼は言わないお」

('A`) 「言ってるじゃねーか」

( ^ω^)「!!」

('A`) 「ん?どうした?」

(;^ω^)「べ、別になんでもないお。ところでちょっとトイレ借りていいかお?」

('A`)「ああ、そこの奥にあるよ」

( ^ω^)「サンクスお」

ブーンはトイレに入り鍵を閉める。



200 10/15 New! 2006/07/01(土) 14:06:07.42 ID:4VYFjpB30
( ^ω^)「長官、こちらブーンだお」

( ゚∀゚) 『ブーン、その呼び方はやめるんだ。傍受された時
      足がつくからな。私のことはこれから「Lカップ」と
      呼んでくれ。そして君はコードネーム「ホライゾン」だ』

( ^ω^)「把握したお。それよりLカップ、僕は運がついてるお」

(;゚∀゚)「その年で漏らしたのか・・・」

(#^ω^)「違うお!工場の入り口に着陸したみたいだお」

( ゚∀゚)「何!?カモフラージュのアパートのことか!
     入り口らしきものがあったのか?」

( ^ω^)「大量のエロゲで誤魔化してるけどバレバレだお。
      それから工作員らしき男に接触したお」

( ゚∀゚)「よし、その男から情報を聞き出すんだ」

( ^ω^)「把握したお・・・・・overだお」

201 11/15 New! 2006/07/01(土) 14:07:50.02 ID:4VYFjpB30
部屋に戻ったブーン。

('A`) 「やけに長かったな。大便か?」

( ^ω^)「おっおっお。それよりこれをどう思うお?」

おもむろに下半身を露出させるブーン。

('A`)「すごく・・・・大きいです・・・・・
    ってお前何やってんだ!!・・・・・・・うっ!!」

ブーンの息子には改良型の44マグナムが装備されていた。

( ^ω^)「うほっな行動で相手を油断させ、戦況を有利に導く・・・
      これがTHE・ショボンとともに編み出した近接接近交渉術
      TDNだお!!」

('A`)「ちぃ・・・油断したぜ。お前エージェントだったのか」


202 12/15 New! 2006/07/01(土) 14:13:13.58 ID:4VYFjpB30
( ^ω^)「今頃気付いたのか?ウスノロがお!
      さあ、工場に案内するお!」

('A`) 「工場?ふん、そんなものはない」

( ^ω^)「僕は笑えない冗談が嫌いなんだお。
      本当のことを言わないと僕のマグナムが火を吹くお」

('A`)「嘘なんかついちゃいないさ」

( ^ω^)「何!?じゃあまさかここが・・・」

('A`)「そうだ!この俺の部屋こそが爆弾の製造工場ってわけだ」

( ^ω^)「裏の裏をかいたってわけかお。じゃあ、あのエロゲの下に
       あるものはなんだお」

('A`)「あれはダッチワイフを隠すためのものだ。カーチャンがきたら困るからな」

(;^ω^)「エロゲもどうかと思うお・・・」

('A`) 「クックック。それまで知られてしまってはしょうがない。
    ポチっとな」

203 13/15 New! 2006/07/01(土) 14:16:25.90 ID:4VYFjpB30
ドクオがなにかのスイッチを押すとPCが起動し、画面にデジタルの
時計が表示された。

( ^ω^)「何をしたんだお!?」

('A`) 「爆弾のスイッチだよ。お前らには残念だが爆弾は既に完成し別の
    場所に仕掛けておいた。この部屋にあるのは起動スイッチのみだ。
    フヒヒヒヒヒヒ!」

( ^ω^)「貴様ぁ・・・・ていうかわざわざPCをこんなにしなくてもよかったんじゃないかお?」

('A`) 「これだから素人は・・・・いいか?このPCは単に時間を刻むだけじゃない。
    これで爆弾を制御してるんだよ。俺は凝り性だからな、こういうところにも
    手を抜かないのさ」

( ^ω^)「おっおっお。なるほど、つまりこのPCを破壊すれば・・」

('A`)「・・・・・しまった!!誘導尋問か」

204 14/15 New! 2006/07/01(土) 14:17:01.35 ID:4VYFjpB30
('A`) 「ちくしょう!てめぇ」

ドクオがブーンに掴みかかる。しかしそれよりもはやくブーンの
息子に装着された44マグナムが火を吹いた。
玉はドクオのタマタマを貫通し向こう側が見えるほどの大穴が開いた。

('A`) 「アッーーーーーーー!!あ゛っあ゛っあ゛!」

( ^ω^)「これで風通しがよくなったかお?おっおっお」

( ^ω^)「さてあとはコレを壊すだけだお。どっせい!!」

ブーンの放った弾丸はPCを貫通した。
しかし秒読みが止まらない。

(;^ω^)「あれ?おかしいお・・・なんでだお?」

('A`)「ゼェゼェ・・・・フ、フヒヒ!馬鹿め、誰も止まるとは言ってないぜ。
    騙されてやんの!アホスwwwwwwwwww」

205 15/15 New! 2006/07/01(土) 14:18:02.78 ID:4VYFjpB30
(#^ω^)ビキビキ

部屋に激しい銃声が響いた。
ブーンの放った二発の弾丸は、ドクオの残されたタマタマと貧相なポークビッツ
を見るも無残な肉魂にしてしまった。

('A`)「うわあああああああああんお婿にいけないよおおおおお!!」

( ^ω^)「僕を怒らせるからだお。ていうか爆弾がとまんないお!
      やばいお!Lカップどうすればいいお?」

しかしLカップからの応答がない。そして時計が残り五秒を告げる。

5・・・・4・・・・3・・・・2・・・・1・・・・

(;^ω^)「ちょwwwwwwwwwwwwwLカップ応答しろお!
      お  お おwwwwwwwwwwwww!!」

そしてブーンは光の中へ消えていった。
その日東京で大規模な爆破テロがあったという。しかし真相は闇に埋もれた
ままであった。


( ゚∀゚)「ごめんごめん、トイレ行ってた。
     ホライゾン?ホライゾン応答しろ!ホライゾーーーーーン!!」

G A M E   O V E R 

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