363 (,,・ω・) New! 2006/06/23(金) 01:07:22.18 ID:IJCwCBM8O
www歴657年−−−
世界一巨大な大陸『弐番大陸』は、戦乱の世であった。
様々な国で様々な兵達が戦いに身を投じ、弱き者達は強き者達の武勲となり息絶えていった。
そんな混沌とした戦いの中、他の国を征し、3つの国が領土を広げていた。
北に拠点を置き、圧倒的な武力で領土を広げている『うp帝国』。
東に拠点を置き、水上での戦いではVIP帝国をも退けた『ワクテカ民国』。
西に拠点を置き、少ない領土ながらも奇策で他国を翻弄する『今北産業国』。
この物語は、『うp帝国』と『ワクテカ民国』の間にちょっとだけ残っている『バロス町国』に住んでいる青年の話−−−

372 (,,・ω・) New! 2006/06/23(金) 01:42:13.43 ID:IJCwCBM8O
(;^ω^)「ふぅ…」
青年は畑の端に座り、汗を拭った。
現在は刈り入れ時期。多くの農民達がせっせと働いている。
( ^ω^)「それにしても、いい天気だお…」
彼の名はブーン。少しポッチャリしている心優しい青年である。
( ^ω^)「平和だお…すぐそこまで帝国が来てるなんて信じられないお…」
ブーンがそう呟く程、この国は平和だった。しかし、着実に戦火は近づいてきている。
実際、山の向こうで帝国の兵を見た者が何人か居た。
この国が滅びるのは時間の問題…国民達はそう思いながらも、生きるために仕事を続けていた。
( ^ω^)「さて、再開するかお」

−−−

ある日、おかしな噂が国内に流れた。
「今北産業国がこの国に奇策を仕掛けている」
どこからこんな噂が流れたのか。何故、こんな国を今北産業国が狙うのか。
全てが謎の噂だが、奇策を仕掛けているのは事実のようだ。
実際、数人の男が突然「今北産業国に行く」と言い残し、旅立っている。
不思議なのは、皆、妙ににやけていた事だ。
( ^ω^)「また今日も1人旅立ったのかお…」
どんどん男手が減っていき、最近では子供までも農作業を手伝っている。
中には妻を捨てて行った男も多く、苦しい生活をしている家族もいたが、周りの家と支えあってなんとか生きていた。
(;^ω^)「いったい今北産業国に何があるのかお?」
ブーンには想像がつかなかった。
もし自分も同じようになってしまったら…。そう考えるのが、何となく怖かった。

524 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/06/23(金) 14:50:57.30 ID:IJCwCBM8O
(;^ω^)「とうとう僕だけになったお…」

今日もまた1人今北産業国へ旅立ち、とうとう残る男はブーン1人だけになってしまった。
農作業や政治も男達に代わって女達がやるようになるが、少しづつ国が寂れていった。

「ブーンちゃん。あんただけは行かないでくれよ…」
( ^ω^)「カーチャン心配するなお。カーチャンを置いてなんか行けないお」

そう言いつつも、ブーンは不安を感じていた。自分は大丈夫だろうか。自分も行ってしまうのだろうか。
そして、自分が行ってしまった場合、カーチャンはどうなるのか。母親想いのブーンは、それが一番心配だった。

( ^ω^)「僕は絶対行かないお!カーチャンを守るのは僕しかいないんだお!」
ブーンはそう心に決めた。

525 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 俺のエロ描写は児戯です New! 2006/06/23(金) 14:52:19.64 ID:IJCwCBM8O
ある日、ブーンは近くの山へ山菜とりに来ていた。

( ^ω^)「これとこれと…これは裏のおばさんにあげるお」

ブーンは大量の山菜を取り、近隣の家族に配って歩いていた。それは、ブーンなりの生活支援だった。

( ^ω^)「…お?誰かそこにいるのかお?」
( ー )「…ブツブツ…」
そこには黒いローブに身を包んだ人が立っていた。顔はよく見えないが、何か呟いている。

( ^ω^)「そんなとこで何を…!!」

突然体が動かなくなり、ブーンは倒れる。

(;^ω^)「お?お?な、何がどうなってるんだお?」
( ー )「ふふっ。貴方、術を受けるのは初めて?」

黒ずくめの人物はそう言い放ち、フードを外す。

ξ゚听)ξ「はじめまして、ツンよ」
( ^ω^)「美人ktkr…じゃなくて、術…?」


527 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします しかもかなり駄目シナリオだぜ New! 2006/06/23(金) 14:53:52.66 ID:IJCwCBM8O
術。本来起こり得ない事象を引き起こす神秘の業。その事はブーンでも知っていた。が…

(;^ω^)「術なんて本当にあったのかお」
ξ゚听)ξ「信じられない?でも、実際貴方は動けない。信じるしか無いわよ」
(;^ω^)「ぼ、僕をどうするつもりかお?」

ツンと名乗った女性は妖しく微笑みながら、言った。
ξ゚听)ξ「今北産業国に行ってもらうわ」
(;゚ω゚)「!!…まさか、お前が術でみんなを操って…」
ξ゚听)ξ「そんな便利な術無いわよ」

ブーンは少し安心した。しかし、油断は出来ない。

(;^ω^)「じゃ、じゃあどうやって行かせるんだお?」
ξ゚听)ξ「聞くより実践した方がいいわね」
(;゚ω゚)「や、やめるお!僕は行かないお!」

ブーンは逃げようと試みる。しかし、体が動かない。

ξ--)ξ「ブツブツ…」

ツンと名乗った女性は何かを呟き始めた。


528 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします しかも妙に長くなっちまったしなぁ New! 2006/06/23(金) 14:55:36.68 ID:IJCwCBM8O
(;^ω^)「ま、まずいお…」

必死にもがくブーン。しかし何の意味もなく、ツンの詠唱が終わってしまった。

(;^ω^)「な、何が起きるんだお…?」
ξ゜凵K)ξ「…人間が最も逆らう事が出来ないのって、何だと思う?」
(;^ω^)「な、何だお?」
ξ゚听)ξ「私は性欲だと思うの」
(;^ω^)「お?おお!?何か股間がムズムズするお?」

ブーンの息子が突然元気になり、ズボンの中で苦しそうにしていた。

(;^ω^)「なんか異常に性欲を持て余してるお」
ξ゚ー゚)ξ「ふふっ。どう?たまんないでしょ?今楽にしてあげる…」
(;^ω^)「セクロスktkr…じゃなくて、止めるお!」

ツンがブーンのズボンを脱がせると、大きくそそり立った息子が現れた。

ξ;゚听)ξ「でかっ!」
(;^ω^)「うっさいお!早く止めるお!」
ξ゚ー゚)ξ「これは弄り甲斐がありそうね…」
( ゚ω゚)「アッー!」

669 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします あー表現が稚拙だ New! 2006/06/23(金) 20:50:13.68 ID:IJCwCBM8O
(;^ω^)「うぁ…」
ξ゚ー゚)ξ「寸前で止められるのってたまらんないでしょ?イかせて欲しい?」

(;^ω^)「うぁ…負けないお…ウッ!」
ξ;゚听)ξ「嘘!?自力でイった!?」
(;^ω^)「妄想と夢精が得意な僕には簡単だお」
ξ;゚听)ξ「自慢にならないわよ」
(;^ω^)「ですよねー」
ξ゚ー゚)ξ「さて、そろそろ…」

そう言うと、ツンはローブを脱ぎ始めた。

ξ゚ー゚)ξ「イくわよ、ブーン?」
(;^ω^)「童貞卒業は嬉しいけど勘弁して欲しξ゚ー゚)ξ「だめー」

ツンが仰向けのブーンにまたがり、ゆっくりと腰をおろす。

ξ////)ξ「ん…はぁ…」
(;^ω^)「うぉぉ…これはヤバいお…」

ツンとブーンが騎乗位の体制で繋がった。ブーンは初めて襲い来る凄まじい快楽の波に戸惑っていた。


670 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 自分の文才に絶望 New! 2006/06/23(金) 20:52:23.52 ID:IJCwCBM8O
ξ゚ー゚)ξ「ん…一気にイくわよ…」
(;゚ω゚)「ぅぉぉおおお!!ウッ!」

ツンが激しく腰を動かし始め、早くもブーンはイってしまう。が、ツンの動きは止まらない。
ξ////)ξ「ん、んぁ、はぁ…」
(;゚ω゚)「おおおおおぉぉぉ!!」

どれだけの時間、2人は繋がり続けているのだろうか。ブーンは絶頂に達しすぎて、頭がおかしくなってきていた。

ξ////)ξ「はぁ…はぁ…ブーン、良いことを教えてあげる…」
(;゚∀。)「おヴェらンおグぃバフャタラ!!」
ξ////)ξ「ハァ…今北産業国の、兵士は、ハァ、それぞれ、専用の、娼婦が、与えられるの。あなたには、アッ、私…」
ξ////)ξ「いつでも、アッ、好きなときに、デキるの。どう?来ない?」
(;゜A。)「タたゃたはわはぬタかイムナキじゅ!!」


672 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします それにしても扇風機最高だな New! 2006/06/23(金) 20:54:20.45 ID:IJCwCBM8O
ブーンには聞こえていただろうかは不明だが、このように快楽の虜にし、男を引き込み兵を増やす。これが今北産業国の奇策だった。

ξ////)ξ「アッアッ…流石にもう…アッ…アァー!!」
(;。∀゚)「AAAAーーー!!」
最後に大量の精液をツンの中に流し込んだ後、ブーンは気絶した…

−−−

( -ω-)「うーん…」

ブーンが目を覚ますとそこにツンはおらず、日は沈みかかっていた。

( ゚ω゚)「…ツン…今北…産業国…」

ブーンはそう呟きながら、フラフラした足取りで家に向かった。

「おかえりなさ…ブーン?」
( ゚ω゚)「カーチャン…ブーンは…今北産業国に行くお…フヒヒ…」
「そ、そんな…行かないでおくれ!お願いだよブーン!!」
( ゚ω゚)「いや…僕は行くお…フヒヒヒ…」
「お願いだよブーン!カーチャンを悲しませないでおくれぇ!!うぅ…」
( ゚ω゚)(カーチャン…泣いてるお…?)
( ゚ω゚)(誰が…カーチャンを泣かせたんだお…)
( ^ω^)(!!)


673 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします はいはい駄目シナリオ駄目シナリオ New! 2006/06/23(金) 20:55:29.79 ID:IJCwCBM8O
( ^ω^)(そうだお…僕が泣かしちゃったんだお…)
( ^ω^)(カーチャンには僕しかいないのに、僕は自分の快楽のために出ていこうとしたお…)
( ;ω;)(僕は…最低な息子だお!)
( ;ω;)「ごめんおカーチャン!僕は出ていかないお!僕はカーチャンとずっと一緒にいるおぉぉ!」
「ブーン!想い直してくれたのかい!?」
( ;ω;)「僕はバカだったお!ヤりたいがためにカーチャンを捨ててこうとしたお!!」
「いいんだよ、ブーン。想い直してくれたなら。」
( ;ω;)「カーチャーーン!!」

こうしてブーンは性欲に打ち勝ち、理性を取り戻したのだった…。
翌朝…

「ブーン、いるかい?」
( ´ω`)「ムニャムニャ…カーチャン…おはようだお」
「よかった…ブーンがいたわ…」
( ^ω^)「心配いらないお!ブーンはカーチャンと一緒にいるお!」
「そうかい、ありがとう。…朝ご飯、出来てるよ」
( ^ω^)「今行くお!」

675 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします おーわりー New! 2006/06/23(金) 20:56:49.76 ID:IJCwCBM8O
( ^ω^)「ハムッハフハフッ」
「そういえばブーンや」
( ^ω^)「なんだお?」
「昨日、『ヤりたいがために』って行ってたけど、何をしたかったんだい?」
(;^ω^)「う、い、いや、気にしないでほしいお」
「そうかい?ブーンがしたいことはカーチャンが叶えてあげたいんだけどねぇ」
(;^ω^)「い、いや、いいお!大丈夫だお!」
「そうかい?ならいいけど…」
(;^ω^)(いくらなんでもカーチャンとヤるわけにはいかないお)



ξ゚听)ξ「まさか性欲に打ち勝つなんてね…」
ξ゚听)ξ「まぁいいわ、さっさと次へ行きましょ」

ツンは国から離れて行く。次は帝国へ行くようだ。

ξ////)ξ「それにしても、大きかったなぁ…」



(;^ω^)(な、なんか急に勃起してきたお)

よっしゃぁぁぁ!
THE ENDぉぉぉ!!
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