821 ◆26KhLaYhAw New! 2006/06/19(月) 20:28:54.49 ID:1QYvOFhzO
( ^ω^)「おいすー」
('A`)「おっす」
(´・ω・`)「おはよう、みんな」
( ^ω^)「今日も帰ったらホラー映画でも見るおwww」
(´・ω・`)「ブーンって本当に、怖いもの好きだよね〜」
( ^ω^)「おっおっwwwもっと褒めてもくれて構わないおwwwww」
(;´・ω・`)「いや、別に褒めてないんだけどね・・・・・」
('A`)「あ・・そうだ。おい、ブーン。ニュー速街の噂って知ってるか?」
( ^ω^)「何をだお?」
(;´・ω・`)「ニュー速街のVIP坂の話しだよね?僕は行きたくないなぁ・・」
('A`)「あぁ、まあな」
( ^ω^)「kwsk」
('A`)「知らねえのか?説明すんのマンドクセ。」
('A`)「・・まあ、あれだ。俺は女の幽霊が出るとか聞いたけどな。
『VIP坂で幽霊を見た!』って言う、目撃証言が相次いでいるみたいだし。」
( ^ω^)「把握した。早速逝ってみるお!」
('A`)「・・・死ぬなよ。ブーン・・・・・」
(´・ω・`)「無事に帰ってきたら・・・・・僕とくそm(ry」
( ^ω^)「死亡フラグktkr」
('A`)「ヤバくなったらすぐ逃げろよ?お前は昔っから、逃げ足だけは速いんだからな」
( ^ω^)「僕のブーンは無敵だおwww」

822 ◆26KhLaYhAw New! 2006/06/19(月) 20:31:30.44 ID:1QYvOFhzO
( ^ω^)「では、逝ってくるおwww」
⊂二二( ^ω^)二⊃ブーン

僕はちょうど一週間前に、昔からの友人であるドクオとショボンから、とある有名な心霊スポットの場所を教えてもらったんだお。もともと怖い話やホラー映画が大好きだった僕は、その日の深夜に車で行ってみたんだお。
長く薄暗いトンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポットらしいお。
僕が機嫌よく鼻歌を歌いながらトンネルを抜けると、目の前に女の人の白い影がフッと現れたんだお。

(;^ω^)「ちょwwwヤバスwwwwwww」

急に目の前の視界が遮られ、慌ててブレーキを踏み込んだんだお。
ブレーキの『キキキキッ!!』という音と共に車は急停止して。

(;^ω^)「・・あうあう。危なかったお・・・・・」

僕は怖くなって、恐る恐る車から降りて見ると、
そこに人影はなく、目の前は崖だったんだお。
後で聞いた話によると、なんでもガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら深い谷底落ちてしまっていたかもしれない。ということだったんだお。

825 ◆26KhLaYhAw New! 2006/06/19(月) 20:33:13.85 ID:1QYvOFhzO
( ^ω^)「・・・あの幽霊は、きっと僕を助けてくれたんだお・・・・・」

僕はそう思って、その場で手を合わせ、お祈りして帰路についたんだお。

トンネルを引き返す途中、ふとミラー覗き見ると、後部座席に・・・先ほどの・・・
目の前を横切った女の人の姿が・・・・・・・。
その女の人は、こう呟いたんだお。


ξ゚听)ξ「・・死ねばよかったのに・・・・・」



828 ◆26KhLaYhAw New! 2006/06/19(月) 20:34:15.28 ID:1QYvOFhzO
( ^ω^)「いや、でもホント助かったお。ありがとうだおwww」
ξ////)ξ「ば・・ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」
(*^ω^)「僕を助けてくれた命の恩人にお礼がしたいお!また来週、此処に来てもいいかお?」
ξ////)ξ「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危ないわ///」
( ^ω^)「じゃあ・・・・・」

翌週、簡単に言うと昨日だお。なんか手作りのお弁当を用意して待っててくれましたお。
彼女が言うには、『単に作りすぎただけで、別にブーンのために用意したワケじゃないんだからね!』
って言われたお。



・・そして今日も会いに行く。キミと出会った、あの場所に・・・・・。

( ^ω^)「ツン・・・・・」
ξ////)ξ「・・ブーン・・・」


そしてこれからも、ずっと・・・・・。


fin

829 ◆26KhLaYhAw New! 2006/06/19(月) 20:35:38.71 ID:1QYvOFhzO
番外編。首無しブーン

 ブーン  /⌒ヽ
    |  /
     ( ヽノ
    ノ>ノ
  三 レレ

('A`)(´・ω・`)「ちょwwwきめぇwwwwww」







おしまい
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