782 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:29:14.70 ID:1kUd0G8T0
昔、ビップという村に、とても可愛い女の子が居ました。

名前はツンといいます。

ツンはお母さんにもお婆さんにもとても可愛がられました。

お婆さんはツンの為に小さな赤い頭巾を作ってやりました。

これがとても良く似合い、ツンのあだ名は赤頭巾に決定しました。


ξ゚听)ξ「赤頭巾とかキメェ」


ツンはどこへ行っても赤頭巾ちゃんと呼ばれるようになりました。


ξ゚听)ξ「新手の虐めですか?」

783 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:30:00.72 ID:1kUd0G8T0
ある日、ツンのお母さんはパンと、ついでにクッキーを焼いてツンにこう言いました。


J('ー`)し「おばぁちゃんが病気らしいの・・・、具合を見てきて欲しいんだけど、頼めるかしら?
      パンと・・・、クッキーとこのバターの壷を持って行くといいわ。」

ξ゚听)ξ「正直面倒ですぅ」


ツンは強引に隣町のお婆さんの所に見舞いに行かされました。


( ^ω^)「森の中とかテラヒマス、っていうか狩人ちょっと位休めよバーロー」


狼のブーンはとっても暇そうです。

そこに赤頭巾ちゃんが通りかかります。

784 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:30:18.02 ID:1kUd0G8T0
ξ゚听)ξ「〜♪(めんどくせー)」



(*^ω^)「ちょwwwwwww何あの娘wwwwテラウマソスwwwww」


ブーンは久しぶりのご馳走だと思い林から勢い良くジャンプしました。

カチャリ


あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

何が起こったのか自分でも分からなかった、いつの間にか狩人が居て喉元には銃口が突きつけられてたんだ。

催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ・・・


コイツはプロだ。


(´・ω・`)「ふざけた事しようとしたらぶちころすぞ」

(;^ω^)「すいませんでした・・・。」

785 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:30:55.18 ID:1kUd0G8T0
狼のブーンはあの娘、赤頭巾ちゃんのツンをとっても食べたくなりました。

が、森には狩人のショボンが居て手が出せません、

仕方なく森を抜け、ツンを待ちました。


( ^ω^)「やぁ、お嬢さん、どこへ行くんだお?」

ξ゚听)ξ「変人とは話すなって教育されました。」


ブーンは5秒で振られ、落胆しました。


( ;ω;)「おっおっ・・・」

ξ;゚听)ξ「な、泣くんじゃないわよ、・・・おばあちゃんのお見舞いよ、お母さんにクッキーとバターの壷を持っていってあげるのよ。」

786 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:31:33.47 ID:1kUd0G8T0
ツンは嘘泣きに騙され、狼に同情してしまいました。


( ^ω^)「おばあちゃん・・・、それは大変だお、遠くへ行くのかお?」
      (嘘泣きに騙されるなんてコイツバカスwwwwwwwwww)

ξ゚听)ξ「そうよ、あそこのソバ屋を通り過ぎなきゃならないわ、
      その先にある村に入って最初に見える村がおばあちゃんの家ね、あなたも来る?」


なんと、狼を家に呼ぶ始末、コイツは稀に見るバカかもわからんね


( ^ω^)「それは大変だお!僕はこっちの道から行くから君はそちらの道から行くといいお、競争だお!」

ξ゚听)ξ「え、そっちの道でいいの?」

( ^ω^)「いいとも!(へへへ、こっちの道のが近いからな、先に行ってババアから食ってやるお・・・)」

787 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:32:09.39 ID:1kUd0G8T0
だが狼もバカだった、遠い道と近い道を間違え、

その上遠い道をヘーゼルナッツを拾い集めたり、蝶を追いかけたり、

小花を摘んで花束を作ったして、遊びながらいきました。


(*^ω^)「わはー、ちょうちょさんまつおー、うはwww何この花カワイスwwwww花束作るおwwww」


しかしそれでも狼の運動能力に適うわけが無く、狼はツンより先におばあさんの家をトントンと叩きます。


( ゚д゚ )「誰かね?」

( ^ω^)「孫の赤頭巾ですぅ☆」


狼は裏声を使ってお婆さんを騙そうと必死です。


( ゚д゚ )「きめぇ・・・」


(;^ω^)「お、お母さんの手伝いでクッキーとバターの壷を持ってきましたぁ☆」
     (あ、あれ?開けてくれないお?)


お婆さんは更に気持ち悪がりました。

788 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:33:03.59 ID:1kUd0G8T0
( ゚д゚ )「・・・、右の紐を引きなさい、ドアが開きますよ」


狼はその言葉を聞いた瞬間勝ち誇ったように満面の笑みを浮かべ、大声で叫びました。


( ^ω^)「ハーッハッハ!おばあちゃん、僕の勝ちだお!
      この紐を引いた瞬間あの娘とお前の行き先は僕の腹の中に決定するお!」

クィッ

ザバァッ・・・

ゴンッ


ブーンが勢い良く紐を引っ張ると空からバケツと水が降って来ました。


( ^ω^)「・・・」

( ゚д゚ )「・・・」

789 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:33:24.72 ID:1kUd0G8T0
気まずい雰囲気が2人を包みます。

そこに後から遅れてきたツンがやってきました。


ξ゚听)ξ「バカが居ると聞いてやってきました」

( ;^ω^)「罠だ!これはおばあちゃんの罠だ!紐を引っ張ってもドアが開かないというのが罠だという証拠!」

790 ( ^ω^)が狼になったようです。 New! 2006/06/17(土) 11:34:04.18 ID:1kUd0G8T0
狼は尚も負けを認めません、するとドアの向こうからこんな言葉が響きました。


???「左の紐を引っ張るとドアが開きますよ」

( ^ω^)「・・・」


狼は恐る恐る左の紐を引きました。

するとどうでしょう、声の主の言う通りドアが開きました。


( ^ω^)「うはwwwwこれでババアと娘は俺の物wwwww誰だか知らないがありがた・・・す・・・」


( ゚ω゚)


(´・ω・`)「やぁ、ようこそ、おばあちゃんの家へ、とりあえずこの銃弾はサービスだから問答無用で受け取って欲しい。」


その夜は犬鍋でした。


( ^ω^)が狼になったようです / - 完 -

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