547 ( ^ω^)が裸の王のようです New! 2006/06/14(水) 21:13:19.21 ID:ibeKD328O

( ^ω^)「お前はもう死んでいる」

目の前に居る、白髪の痩せた男に向かって言う。
当然そんな冗談で人が殺せる訳が無く、男は拳を繰り出す。
彼はその手首を掴み、もう一度言う。

( ^ω^)「お前の腕を止めたッ！６秒の時点でな」

白髪の男は気にも止めず、その掴んだ腕を膝で蹴り上げる。
そのまま流れるように、がら空きになった懐に飛び込む。
尋常ではないこの動きに、彼は一瞬顔をしかめた。
しかし、

( ゜ω゜)「ＷＲＹＹＹＹＹＹＹＹＹ！！！！」

彼は間合いを取るでもなく、そのまま蹴り上げられた拳を振り下ろす。
――一瞬。
時が止まった・・・ような気がした。彼の拳は、白髪の男に躱されていた。
地面にめり込んだその拳を持ち上げる。
だが、その一瞬の隙を逃す事無く、白髪の男は肉薄する。

548 ( ^ω^)が裸の王のようです New! 2006/06/14(水) 21:13:50.20 ID:ibeKD328O

('A`)「そこだッ！君が死ぬまでッ！僕は殴るのを止めないッ！！」

猛烈なラッシュを浴びせる。
当たるよりも少し早く腕を交差させ、攻撃を全て受けとめる。

( ^ω^)「そんな攻撃じゃ、僕は倒せないよ」

ニヤリと不敵な笑みを浮かべ、地面を踏みしめた強烈な蹴りを放つ。
咄嗟に腕で受け止めようとするが、その威力に身体ごと吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。

('A`)「・・・まだまだだね」

フラフラしながらも、立ち上がり挑発をする。
と、その時――

(´・ω・｀)「お兄ちゃんどいて！そいつ殺せない！」

( ^ω^)「待っていたぞ、ケンシロウ」

俺達の戦いはまだまだこれからだッ！
名無し先生の次回作にご期待ください。
END